『こころ』2,015日目


新潟県南部某里山フィールド

週末日曜朝練は Team KOKORO 所用にて新潟県南部を訪れましたので 2年ほど前に 夏季何回かダミー練をおこなったことのある 某里山フィールドにて  谷越えロングマーキングなど走らせました。
このフィールド少し人工的に整備された自然公園ですが、 谷あり、水場あり、クニックありと 娯楽性満点のダミー練を楽しむことが出来ます。



ロングマーキング 145m 谷越え
 前方の 谷状に落ち込んだ窪地は ほぼ全面高丈藪に覆われた水場になっています。画面前方右手より幅2mほどの人工クニックが流れ込んでおり 、スタート側の土手より一旦スロープを駆け下りて 前方右手のクニックが水場に注ぎ込む部分を通過するのが 一番スムーズに谷越え渡河 出来る地形になっています。 ダミーポイントまで スタートから直線距離で145mほどですが 谷越え渡河経路から 走行距離は185mほどになります。この日は土手上の草丈が比較的刈られた状態でしたので アヤツ走りやすかったと思いますが 、 ダミーポイント付近草丈は 投下ダミーがほぼ完全に埋没し ダミーはほとんど目視出来ない状態でした。
145mでのマーキングダミー空中軌跡 、我がteam専属スロアーの低い弾道では バックの森に紛れ なかなか追い切る事困難な状況でした。私自身もスロアーのスロー動作は だいたい見えましたが空中ダミー軌跡まではチョット見極めること出来なかった状況、おそらくアヤツも似たようなもんだと思います。1本目 アヤツいきなり車から降りてすぐスタート位置に入ったのですが、スタートへの脚側歩行の段階で 前方のスロアー位置をまず捕捉、マーキング後 今回は残念ながらマーキングダミー落下点までは目視捕捉できませんでしたので、 次善の策としてスロアー位置までの走行経路を 谷越え渡河ポイントを判断しながら走ります。今回の谷越え水場の状況からみれば 一直線に深藪状の水場長い距離を突っ切るよりも、 最小限の渡河水場通過となる 右手前土手下のクニック合流点を突破していくのが 私は一番スムーズにアクセスできる経路だと当初より思っていました。 マーキング空中軌跡を追い切れていて さらにこのコース何回目かの走行で 窪地水場の状況(水の深さ、足場、藪の深さ) をアヤツ把握できていれば、 長い距離の水場一直線という 走行になったかもしれません。この程度の水場であれば アヤツにはそれでもまったく問題ないでしょう。 ただ いきなり車から降ろされて目の前に広がる はじめての地形、はじめてのコースですので、 慎重なアヤツ らしい 最小限の渡河水場通過となる コース取りでした。 本当は このコース設定で 何本か走らせていくうちにどんどん自信をつけさせて 、アヤツに 徐々に水場を一直線に突っ切るようになっていく 走行体験積み重ねさせてやりたいのですが、このフィールド 新潟市より100kmほど離れていますので残念ながら 年に数回しか走らせること出来そうもありません。慎重なアヤツには、 こういった一癖ある地形でのハザードも どんどん真っ直ぐ突きっていけるように 自信をつけさせるような設定で、 もっともっと 走らせてやるように 私が積極的にお膳立てしてやらねばいけませんね。
 谷越え渡河後 ダミーポイント付近へスロアーをアンカーとして走り込んでいくアヤツ。やはり一度走行が右側へドックレグした影響か、あるいはアップダウンの影響もあったかもしれませんが、 アンカーとなるスロアーに対してのダミースロー方向、ダミーポイントエリア特定の絞り込みが 1本目、2本目とも いつもより甘いですね。ダミーサーチエリア修正のための 私との連携 、 ハンド指示、ホイッスルコントロールについては いつもどうり普通に機能出来ていますが マーキング種目ですから 私としては 1本目も2本目も この半分くらいの時間で ダミー確保してもらいたいですね。また修正すべき項目 よく考えてみたいと思います。



完全ブラインド 140m X 160m
練習後半は 完全ブラインドで ロングディスタンスを ダブルではなく 間に20mほどの移動を入れ 1本ずつ 2本おこないました。
このフィールド 2年前に走らせたときも同様でしたが、 それほど広くない幅のコースを 土手下り傾斜(土手下は水場)、樹木帯 に左右両サイド囲まれた中、 コースど真ん中を奥へ真っ直ぐ突っ走らせることなかなかうまく出来ず 苦労しています。理由は明白、2本ともロングディスタンスですが スタートから飛び出した アヤツにその意図を伝える事出来ていないんですね。地形とコース状況から、 視界に入る近距離左右 土手脇、樹木帯際 がアヤツから見ると いかにもあやしく、その意識に引っ張られ 奥への推進力と 指し示された真っ直ぐ先にあるべき ダミーポイントへの意識がアヤツの中で 確信となって走れていない 動きです。 本来ガンドックの基本は ブラインド設定では セットアップで指し示された真っ直ぐ先に ブレなく確信をもって 犬が 奥へ奥へと突き進めなければなりません。我がTeam 練習を積み重ねている いつものフィールド (阿賀野川河川敷フィールド、新潟東フィールド、八ヶ岳南麓フィールド) または 地形や状況が類似したフィールドでは すでにコース設定した時点で アヤツが すぐに私のいつものコース設定趣旨を読んで 、ロングディスタンスであれば 確信をもって奥まで走り込みます。 奥への推進力と犬のサーチエリア を遠方まで拡大させるために あえてロングディスタンスを意識するような練習構成にしている部分もあり ねらい通りなのですが、フィールドの雰囲気が一変すると なかなかそのあたりはアヤツ まだ応用が効きませんね。 それでも送り込み途中での私の バック号令は有効に機能、アヤツがバック号令で確信をもって奥へ走り込む推進力を再び発揮しだしていること 動画を見ると明らかですので 、私がスタート位置から バック号令と同様の趣旨であることアヤツに 伝えて送り出せれば 本来のガンドックの基本とうり、どんなフィールド条件でのロングディスタンスブラインド設定でも、 セットアップで指し示された真っ直ぐ先に ブレなく確信をもって 奥へ奥へと突き進むこと アヤツならば 普通に出来るように思うんですね。
2本目回収間際のチッチはご愛嬌ですが 普段あんまりこんなことしませんので 1本目から2本目に移動中の 様子も含めてみると 1本目終了後 移動を始めた時点で アヤツ 2本目を走らされるとは思っていなかったようですね。少し 下草のニオイに気を取られ 2本目への意識が一旦 散漫になってしまっているように思います。 普段は 大体その場でそのまますぐに 2本目返しで走らせるのですが、間に20m程度でも移動を挟んだこの設定 実際のGRT試合時のメンタルシュミレーショントレーニングとしてはなかなかいいですね。 この日の朝練 最大の収穫だったかも。
1本目 2本目の間に 移動を挟んだ 実戦練習 、秋の緒戦 霧ヶ峰GRTに向け どんどん積み重ねていこうと思います。



Eagles - Hotel California Live. At The Capital Centre, 1977.
おなじみの名曲 イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」。私が中学生のころの大ヒットナンバーですのでもう40年近くも前なんですね。 当時プロモーションビデオというものが出始めてきたはしりだったと思うのですが、深夜TVで「ホテル・カリフォルニア」が流れる時は このワシントンDC郊外キャピトルセンターでのライブ映像だったと思います。 キャピトルセンターでのイーグルスライブ映像は近年DVD化されていますので 今では非常に鮮明な映像を楽しめていますが、当時のTVで見たのは もっと解像度の低い ライブフイルム的映像だったと記憶しています。 今聴いても 美しいメロディーや 印象的なダブルネック12弦ギターのイントロ、示唆的な歌詞内容 などすべてが名曲そのものと感じますが、なかでも とくにこのキャピトルセンターでのライブ映像では ギターの2枚看板 ドン・フェルダージョー・ウォルシュツインギターが本当にシバラシイ。一曲の中で 2本のリードギターが これ以上無いくらい一体となり 息の合った 演奏くりひろげる様は正にシンクロ。
Team KOKOROもかくありたし