『こころ』2,021日目



今週末土曜は 阿賀野川河川敷 少年サッカー場にて突っ走り基本練


 アヤツ、いろいろな事考えながら走る ヤツですので スタートから飛び出した時点で、ブラインドの場合は 視界に入るアヤシイポイント、短距離かロングディスタンスか等 迷う要素満載の状況の場合 なかなか 慎重な走り出しとなり、 セットアップで指し示された方向へ 何があっても 関係なく一直進というガンドックとしての基本までは まだまだまったく身いついてはいません。これは 我がTeam 私との練習を長年積み重ねるなかで 出来上がってきた間合い、動きですので ある意味私がそういう犬にしてしまったという 結果なのですが 、そういったあたりの 経験と引出しの多さが プロのガンドックトレーナーとド素人犬飼の違い(ワタシデス) である事 いつも感じています。アヤツ誕生と共に始まったこの『こころ』日記、実はアヤツの成長記録であると同時に ハンドラー、犬飼いとしての 私の成長の記録なんですね。思いどうりいかない事ばかりという事は 実は まだまだ伸び代 満載ってことなんですね。

 アヤツがまだ生後半年くらいだったころ、さるプロの躾レクチャーを受ける機会があり いろんな意味で考える継起になったのですが、そのプロのレクチャー 目の前の犬(アヤツ)のこと 本当にきちんと見て感じて把握していたようには どうしても思えないんですね。当然プロですので 犬を見て 胆の感じ方、豊富な引出しから自由自在のバリエーションなんでしょうが、 しばらく後になって思った(むしろ気づいた)ことですが、 正直私には 強い仔も弱い仔も一緒くたの金太郎アメみたいなキツイ レクチャー、その後しばらく 一生懸命復習に勤しんでいた私とアヤツ、こんなことしてたら繊細なアヤツは委縮してつぶされるよなって感じたこと記憶しています。プロですので 限られた短期間(1泊2日) で目に見えた結果を形にしないことには プロとしてのキャリアが 成り立たぬこと事実ですが 、そもそも飼い主である私が どうしたいのか、アヤツはどんなヤツだと感じているのか 等の聴取、肝心な部分の コミニュケーションがあまり取れていないんですね。それは私が素人だとお感じになったからだと思います。 「生後1年までが勝負」と印刷されたレジメでご説明されていましたが 今思うとその言葉 正しくもあり 無益でもあり …ケースバイケースなんですね 。果してあの時 あのプロのレクチャーは何をイメージして 何を目指していたのか、アヤツの 性格、メンタル、犬質を見通した上でのキッツイ指導であったのか。血統書は詳しくご説明いただきましたが(モチロン大切な要素) それ以外の要素 目の前の生身の犬を一瞬で理解されるすべお持ちであったのか…。

 2010年にGRTAの招聘で来日された 英国のガンドックトレーナー、 ニックコーツ氏の ガンドックセミナーDVD ノービス編、コレ 私 その後 穴の明くほど繰り返し見たのですが ハンドラーの仕事は 自らの犬のトレーナーであること と日本の受講者の前で強調されていました。 何をかいわんやですよね。 私にとって本当の胆は 自分で自分の相棒のこと 知り尽くす努力をして トレーニング自ら考えながらしていくことだったんだと思います。 この2010年 ガンドックセミナーDVD (GRTA)はけっこう おすすめ。



突っ走り基本練 175m x2
今朝は少年サッカー場の刈り込まれたフィールドを ただ突っ走らせようと スタートから175m先にアヤツにダミーを置くところを至近で見せた上で走らせたのですが…ダブルにしたのが あまり良くなかったですね。 下草にダミーが埋没するフィールド状況ではなかったのですが 175m先ですので スタートからはダミーそのものは小さすぎて見えません。角度がほとんどない設定でしたので 先に獲らせようと思った左側のダミーに向けて送り出しましたが アヤツ 後に置かれた正面右ブッシュの向こうの 後取り設定のダミー側が相当気になっていた様子。 私のホイッスルコントロールにちょっと慎重になってしまったアヤツ 後取り設定ダミーを置いたブッシュ直前まで走行が弓なりに引っ張られますが 直前にて左先取りダミーを目視発見。何とか指示順どうり左先取りダミー確保。しかしあれだけ 1本目ホイッスルコントロールで私が介入してしまいましたので 単純に 正面右の 後取り設定のダミーの方へは 確信をもって走り込んではいけない結果を招いてしまっています。設定趣旨から考えれば シングルにして 気持ちよく1本ずつ突っ走らせるべきでしたね。ダブル指示順の関係上 致し方なかった部分もありますが、ハンドラーがコントロールしようとしすぎ。



little voice(黒猫チェルシー) 『涙のふたり』
NHK朝の連ドラ「まれ」の劇中歌 little voice(黒猫チェルシー) 『涙のふたり』。これがなかなかイインデス。「高志」 役で出演している渡辺大知がVoの 黒猫チェルシー、 私 初めて聴いたんですが この曲最近耳に入ってくる若手バンドのものとしては 出色です。