『こころ』2,050日目



本日早朝 阿賀野川対岸側河川敷フィールド 朝練撤収中

 今朝は昨日に引き続き 未明夜明け前に阿賀野川対岸側河川敷フィールド へ入り 夜明けとともにマーキング基本練を集中しておこないました。



マーキング基本練 高丈原 95m x 3
昨日までの雨で たっぷりと水を含んでところどころ倒れ込んだ 高丈原、昨日のマーキング基本練で右往左往七転八倒した ダミーサーチ確保の難易度が非常に高いフィールド状況であること 昨日までとあまり変わりありません。先日の河川敷増水も含め 下草が一旦 水をかぶって寝てしまった状態のフィールドでは、 マーキング種目であったとしても 必ずレトリーブの最後におこなわれるサーチモードでのダミー確保の難易度が非常に高くなること、我がTeam 昨日今日で実感しています。特に河川増水等で一旦水をかぶった高丈原はニオイ等が相当普段と違う状況であるのかもしれませんね。鼻を使わない人間にはわからぬことですが。
  犬はマーキングしたダミーエリアに到達すると ターゲットが 目視では見えない下草に埋没したダミーの場合 自慢の鼻を使った ダミーハントを始めます。さらにマーキングしたピンポイントで ダミーを感じ取れなかった場合 適切な円を描き ダミーポイントの周りをまわりながらダミーハントを続けます。このダミーハントのあいだ中 犬は物凄い鼻息をとどろかせながら走り回っているんですね。ハンドラーからは聞き取れないのですが 自分でスロアーをやってみると 犬がダミー確保に向けて 何をしているのか すごくよくわかります。大切な事は 犬に ダミーハントは常に自慢の鼻をフルに使ってダミー確保するという意識を強く植え付ける事のように思います。 綺麗に刈り取られた芝生等での 投下後のダミーが目視できる 状況でのレトリーブに犬が慣れてしまうと どうしてもダミーポイント到達後のダミー確保の部分で 犬の意識が 目視でダミー確保することがファーストチョイスになってきてしまい 鼻を使ったダミーハントでなければほとんど確保不可能な 下草埋没し まったくダミーが目視出来ないようなフィールド状況では まったく歯が立ちません。
今回の動画、ダミー落下地点は たっぷりと水を含んでところどころ倒れ込んだ高丈草状態。既に雨は昨日午後から上がっていますので 昨日の練習時よりはだいぶ ダミーを見つけやすい状態にはなってきていたと思います。 それでもアヤツ ダミーポイント到達以降のダミーハントサーチ確保の部分 相当てまどっていますね。特に3本目など 何度もダミー落下地点直上をアヤツ通過してしまっています。最後はまったく目視では見えない埋没ダミーを確保していますので 鼻を効かせて確保に至ったこと間違いないと思いますが アヤツには相当難しい状況であったという事。
 ただしそれでもダミーハントに入ってからのアヤツの動き、ダミーポイントをほぼ中心に適切な範囲円を描きながら動き続けています。大きく左右前後にサーチエリアを外して流れてしまうことなく 確保までダミーハントへの意欲と集中が落ちることありませんでした。 非常に難易度の高いサーチエリア付近のフィールド状況下で だいぶ苦戦しましたが 結果的に全てのダミーを確保出来た経験 今回アヤツは積み重ねることが出来たわけです。 この経験が どんなに苦戦しても 鼻を使ったダミーハントで必ず最後はダミー確保出来るという 確信を犬が意識することにつながっていくように思います。
昨日今日と 右往左往七転八倒しましたが とってもいい練習が出来ました。



One more time, One more chance山崎まさよし
One more time, One more chance」は 新海誠監督作品 アニメ「秒速5センチメートル」の主題歌に使われている 山崎まさよし の曲です。
山崎まさよし の楽曲 はここ何年かで よく聴くようになってきたのですが どの曲も 人の心の動きみたいなものを 美しいメロディーと共に すごくピュアに表現されているところが 好きですね。
だいたい私の心に刺さるものって 美しいメロディーか ピュアなメッセージか 浪速節… に分類されること こうしてみると改めて気づきます。思考が現実的じゃないガキオヤジなんですな、ワッハッハ!
新海誠監督作品「秒速5センチメートル」も正にそういうアニメ映画です。