『こころ』2,070日目


本日未明の新潟市近郊阿賀野川対岸側河川敷、到着後明るくなるのを待っていると 山側上流の方から徐々に霧が湧いてきました。この後さらにキリは濃くなり…ロングディスタンスの練習では アヤツ 霧の中に走り込んでいきました。


晴天が見込まれる今週末 先週の連休に引きつづき Team KOKORO 新潟市近郊阿賀野川対岸側河川敷にて 夜明けとともに ダミー練です。
付近一面の田んぼに囲まれた穀倉地帯の 河川敷ですが コメの収穫が一段落したからでしょうか、 この時期付近河川敷内 草丈が程よかった広大なフィールドも一斉に草刈り機械が入り ダミー練に適した 膝高丈草原も一部エリアに限られる状況。ここ新潟市近郊阿賀野川対岸側河川敷 春の雪解けからの 我がTeam メインの練習拠点ですが 今までで一番 草丈の残るエリアが狭くなっている状況です。それでも 画像、動画で見られる通り 単独でダミー練をおこなうには充分なエリア、最適な草丈での練習が可能です。 普段は広大なエリア 草丈やブシュの状態を見ながら移動、コース設定が出来るだけ単調にならないよう工夫していますが 、今週来週は残念ながら それがかなわないというだけの事。 練習環境には大変恵まれています。



送り出し基本練 高丈草原 165m
練習前半の 送り出し基本練 165m はいつものように アヤツをスタートで待たせて 私がダミーを置きに行っているところをあえてアヤツに見せる設定。 先週と同じフィールドエリアですが 走る方向を逆にしています。 先週よりも 若干草丈が伸びた印象。単調ではりますが 全面柔らかい青草の膝高草丈原で、 草丈内に埋没して目視出来ないダミーを 犬は最期のサーチモードの段階では 鼻を使って確保する必要がある ガンドックの基本練習には理想的なフィールド状況です。ただし今朝はけっこう冷え込みまして(最低気温7℃) 青草全面結露により だいぶ重くなっています。 アヤツが走ると 水しぶきが上がりそうな状態、私の迷彩ズボンも膝上までビッショリ。もちろんアヤツは 全身ズブ濡れです。このあたり先週より若干ダミーサーチの難易度は上がっていたかもしれません。
この後のマーキングダミー練のために 事前に110m地点 150m地点におのおの 先端にピンクのテープを結んだ杭をセットしておいたのですが… (ダミーポイント自体は 奥側150mの杭よりさらに15m奥です) アヤツ この送り出し練 165mにはまったく無関係の2本の 杭に ひっかかってしまっています。 2本目150m杭付近ではほとんど奥へ素通り出来ていたようですが 手前側110mの杭は 一旦付近を ひと回りほどサーチモードに入ってしまっていますね。 私自身はまったく意図していなかったのですが このように 杭がある付近で たしかにここしばらくは アヤツ ダミー確保の成功体験を積み重ねていましたので意識が持っていかれましたね。それでも110m付近で確信を持ってサーチモードに入ってしまった犬を 主従の間合いで すぐにまた奥へむかって押し出させることができていますので結果オーライでしょう。(これはそんなに簡単な事ではありません) それともう一つは 今朝の霧で100mを越えたあたりから急激に視界が遮られ スタート前に そこから奥へ歩いていく私の姿が 動画でもわかるように 実際にはほとんどスタート位置から認識できない状況であったことも 距離感つかめていなかったことの一因のように思います。スタートから勢いよく飛び出した アヤツ 100mを越えたあたりから 霧の中に消えていきました。 それでもこのフィールド条件の中でも 埋没し目視出来ない165mロングディスタンスのダミーを アヤツこの程度の時間で確保してしまうのですから やはり夏の間 積み重ねた練習が相当効いているということだと思います。
 スタート前に アヤツずっと 左後方にある土手上からのニオイを盛んに気にしていますね。完全に自慢の鼻で何かを補足している模様。高鼻状態で浮遊臭に反応しているアヤツの姿 私自身もあまりまじかで目にする機会多くありませんでした。なんだったでしょうかね。(ちなみにこのフィールド全面 キジが藪の中ウジャジャいます。今朝も練習の合間移動中 目の前 藪から羽音を発てて飛び出したキジに アヤツ ウハウハキレキレで 薮中に飛び込んでいきました。)



マーキング 110m x 150m
送り出し基本練165mから そのままの流れで 同じコースを使い マーキング 110m x 返しで 150m を走らせてみました。 この設定の胆はマーキング 110mのあと 犬が戻るあいだに スロアーが150m付近まで速やかに移動し 返しの2本目マーキングの距離感を 犬に気付かせずに変えてしまう事です。 実際の課題は 返しの2本目回収時 1本目のダミーを採った110m付近で嵌らずに そのまま150m付近まで直進出来るかという事。犬は 直前にダミーを採ったポイントにどうしても意識が残りますから マーキングポイントへの意識が薄いと 直前にダミーを採ったポイントに どうしても一旦吸い寄せられてしまいます。
アヤツ、返しの2本目確保に向け スタートから飛び出して以降 目に前でマーキングした2本目マーキングダミーポイントへ走り込む事しか頭にありませんね。上々です。
 気になるのは 往路も帰路も(もっと言えば先ほどの送り出し基本練165mでも同様) このフィールド単純に真っすぐ走ることに アヤツだいぶ苦労していますね。目の前の多少草丈が高いところを抜けるため アヤツ 若干飛び跳ね気味に 走っています。 その際にアヤツ 微妙に 目の前の草丈のスキマをすり抜け 縫うように左右進路を調節しているように見えますが、もう少し遠くを見るような意識が強くないと どうしても直進進路が定まらないように 私は感じます。このあたりはアヤツ 今回に限らず 同様の草丈のフィールドですと 同じような傾向があるように思います。
まあ次から次へと課題山積ですな…。

 明日もこのフィールドで 同じような設定 反復練習したいと思います。



OASIS - StandByMe   with lyrics Japanese & English
オアシスの 「スタンド・バイ・ミー」。「スタンド・バイ・ミー」っていうとやはり 映画とベンEキングの歌う映画主題歌があまりにも有名ですが、オアシスの楽曲も悪くありません。
相変わらず ノエルギャラガーの説教くさい歌詞と ミディアムテンポの シンプルなギターサウンド にのせたリアム・ギャラガーの投げやりな歌唱は オアシス節的な趣がありますね。なんか私には 背中を押されたような気がするんですよ。
とりあえず 前を向いていきましょう的な……。