『こころ』2,106日目


強風の新潟市近郊阿賀野川上流側フィールド本日未明。やはりアヤツにはこの草丈の青草が似合いますね。

「BOW MORE」 アイラ島ボウモア蒸留所 シングルモルトスコッチ ご親戚より戴きました。いつもありがとうございます。
http://www.suntory.co.jp/whisky/bowmore/
私ごときが今まで飲んできた スコッチと言えば、 バランタインジーバスリーガル、カティーサーク のある程度熟成されたブレンデッド銘柄を中心に楽しんでまいりました。スコッチ以外の シングルモルト系では ジャパニーズブランドの 山崎、白州 を贔屓としてまいりましたし 他に 普段飲みは サントリー なら オールド、リザーブ、ニッカなら フロムザバレル またはブラックニッカ ディープブレンド、 バーボンなら断然 ワイルドターキー8年 等々 けっこう狭い範囲ではありますが 好みの銘柄が徐々に固まりつつあるような酒歴積み重ねてまいりました。オールド、白州 と ターキー8年 は少し個性的な味わいに思いますが 総じて それぞれのジャンルで オーソドックスなフレーバーとクオリティーを楽しむ飲みやすい銘柄が好みなんですね。
そこで この 「BOW MORE」です。
私にとっては初めての スコッチシングルモルト…それもアイラ島モルト銘柄!
今まで飲んできた ブレンデッド系スコッチの華やかな味わいとはまったく一線を隔す スモーキーで硬派な飲み口に まずは一発かまされました。
まだ頂いて ロックをダブルで3杯目程度なれど、なるほどスコッチのシングルモルト銘柄とはこういうものか…というザックリした第一印象の段階ですが 奥深いシングルモルトスコッチウィスキーへの神秘の扉 否応なしに開けてしまったというべきでしょう。シングルモルトスコッチウィスキーの分野でも 少しづついろいろな銘柄を楽しみながら 私の酒歴が one up していければ また楽し! 生きてるだけで丸儲けですな… ワッハッハ!



ブラインド送り出し基本練 x6  65m〜115m
 昨日の綺麗に刈り取られた状態のフィールドでおこなった 送り出し基本練と同様な事を、 今朝はもう少し上流域まで移動して 草丈の高いフィールドにて おこないました。このフィールドエリアでダミー練をおこなったことは過去ほとんどありません。理由は 阿賀野川が山間から新潟平野へ出た直後の場所になるため 夜明け前後の山側から下流河口方向へ向かって吹く 川風が、もう少し下流域のいつも練習しているフィールドエリアより格段に強く吹くためです。
 我がTeam の練習拠点 新潟市近郊阿賀野川河川敷は河口海岸部より概ね20Km〜程度のエリアですが 未明夜明けと共に沿岸部と上流域山側との気温差が一時的に大きくなることによる川風 (上流域山側から 下流域河口方向に向かって 川面をかなり強い風が吹きます。)が その時間帯はだいたいどのエリアでも吹くことが多いです。その川風が ほんの数Kmの違いですが 今朝の練習フィールドである やや上流域山側に近いエリアでは 一段と強く吹きます。付近地形の影響も多々と思いますが そんな事情で従来はこのフィールドまで足を伸ばして練習することがほとんどありませんでした。

 今朝の夜明け直後も動画のとうり非常に強い川風にさらされています。アヤツと私 ヒールウォーク、方向転換、送り出し前の犬の向き修正等 昨日おこなった送り出し基本練時の状態に比べやはり 少しずつ追従性が落ちたり、送り出し時の犬のポジションが前のめりになりしかもそれをアヤツが気づいて自分で修正することもう一つ昨日の様には うまく出来なくなってきている事 動画でもわかりますね。それ以上に アヤツと共にフィールドを歩いていた私は感じていたわけで 、そういった部分の追従性が落ちてくると、 アヤツを走らせてみても その後の主従連携において アヤツの頭の中がセルフイメージ先読みに過剰に支配され、 私のホイッスルに対する反応がはっきりと落ちてくるのがわかります。スタート前の私への追従性、ポジション修正の状態と そのあたりはもう完全にリンクしているなと 今日は本当に感じました。 アヤツ 動画途中で スタート後2回ほど 私に完全に呼び戻され仕切り直しさせられている場面がありますが そこに至った理由は スタート前の主従の状態にあるんですね。これは犬のメンタルの状態に作業の出来が 大きく左右されてしまう 我がTeamに限ってのことに思いますが レトリーブの作業の質と 走らせる前のスティディネスの善し悪しは表裏一体だということ。ガンドックペアであるTeam KOKOROにとってのスティディネスの意味ってきっとそういう事なんだと思います。カタチじゃないんですね。
明日もこのフィールドにて同様の送り出し基本練おこないますが まず初めに修正すべき部分は主にアヤツが走り出す前の "状態"の部分だと思っています。



ロングマーキング 160m x 2
とにかくすごい強風川風でした。いつもは我がTeam 陸上競技用スターターピストルを使い発砲音を上げるのですが… 今日はこの強風の中 あえてGRT試合と同じカネキャップ12連ピストルを使用しました。発砲音の大きさはおそらくいつもの陸上競技用スターターピストルの1/3程度でしょうか。実際にはこの強風の中 距離160mではほとんど聞こえませんでした。 実は先日のGRT蓼科本競技会ロングマーキング時も同様に 風の状態からアヤツいつものように発砲音に反応できず マーキング空中軌跡を把握することに失敗してしまったんですね。 アヤツにとって発砲音とは陸上競技用スターターピストルの大音量と火薬の煙ニオイという 条件の中で延々練習積み重ねてきましたので このマーキングミスも トレーナーたるハンドラーの責任なんですね。強風でない条件であればカネキャップ12連ピストルの発砲音であっても問題なくアヤツ スイッチが入ってきていましたので その部分私が見落としてしました。 そういう反省にたっての 今日のロングマーキングです。
  残念ながら今朝の2本ともマーキング空中軌跡を把握することに失敗…。動画での走行経路を見れば明らかですね。 そもそも 距離160mで 手前にある草丈の高いブッシュハザードに遮られ マーキングすることが 犬にとって非常に難しい状況でした。その上で発砲音がほとんど聞こえなかったわけですから 無理からぬことなのですが 、この状態でもマーキングのタイミングと方向をきちんとハンドラーが犬に伝えた上で マーキングに備えさせてやることが出来れば アヤツなら問題なくこの状況であってもマーキングダミー空中軌跡追いきること出来るものと私は思っています。
 結局ここも スタート前の私への追従性、ポジション修正の状態にいきつくと思うわけです。



僕はここにいる / 山崎まさよし
 山崎まさよし "マサヤン"は邦楽系 ミュージシャンの中では 私の数少ないお気に入りシンガーの一人です。
何年か前に聴きにいった新潟公演でもそうでしたが 彼の場合 アコースティックギター1本で、エレピ1台での引き語り が抜群ですね。

 今回 「BOW MORE」をいただいたご親戚筋 、私にとって今回の 奥深いシングルモルトスコッチウィスキーへの神秘の扉 しかり、山崎まさよしの扉しかり、 そして実は 私の大切な 八ヶ岳南麓暮らしへの扉も 結果的には開いていただきました。 ありがとうございました。