『こころ』2,121日目


昨日早朝、浅間山を望む信州上田小諸エリア でのアヤツ… 久しぶりの普通のお散歩。
しかし!! 池にカモがいっぱい付いてました… その後の展開 FT飼いならわかりますね…私はリードで引っ張りまくられ トホホです。

昨日日中は 信州山のフィールドで GRT仲間とプチ ダミー練 楽しんできました。
新しいフィールド、周囲に他犬がウロウロしている状況等 やはりいつもと違う感満載のアヤツ…本当にちょっとしたきっかけで フィールドへ降りてなお 思わずの小さな鼻鳴きが止みません。メンタルがこの状態では アヤツに限ってのことですが 過去GRT試合でも練習でも Teamとしていい仕事が出来た試しはありません。
少なくともTeamシンクロしてダミー回収にあたるのに必要なだけの 主従のゾーンにスッと入っていけるように あの手この手はあるのですが 昨日はあえて私の方から少しだけプレッシャーをかけました。特別過剰に強く働きかけたわけではないと思っていますが 昨日は私のアイコンタクトだけで アヤツにとってプレッシャーがかけられるメンタル状態。こんなことは 普段の地元新潟での単独ダミー練のときは 私が意識的にプレッシャーをかけるとか何かすることなどまったく不要なんですね。当たり前のことですが 主従余計なエネルギーを使うことなく車を降りたら普段は自動的にゾーンに入ってしまっていますので そもそもこんなことにエネルギーを使う事自体 我がTeam最大の課題であることは明白です。こういった時のアヤツの緊張感やストレスを どううまくイナシテ スタートで飛び出す瞬間に アヤツの意識の中から消してしまえるか ということが アヤツが こういったメンタル状態のときの Team KOKOROのハンドラーとしては 唯一の仕事です。FTとしての アヤツの能力底力については私自身は疑いの余地はない(親ばか失礼) と思っていますので もしいい状態でアヤツを送り出してその後 アヤツが ターゲットを確保出来なければ 設定の難易度にもよりますが 今は もうそれでしょうがないと正直私は思いますし、結局 スタートから飛び出していった時点で 既に勝負はついてるんですね。



ご存じスコッチ老舗 の逸品「Old Parr」なんとGRT友人ご夫妻より頂戴しました。週末土日と早速戴いてみたのですが いかにも高級ブレンデットスコッチウィスキーらしい「ほわっ〜とした」華やかなあじわい。
私にとっての この「ほわっ〜とした」華やかなあじわい オールドパー とのかかわりというと 今から30有余年以上の前 (あくまで某)高校生の青春時代までさかのぼります。当時その某、 新潟市の自宅を出て 越後長岡にて賃貸の小さな古家を住まいに 5年制学校の学生生活を満喫しておりました。もはや時効ですので白状しますが 当然 某仲間内の拠点になりますわね。 そんな中で少しづつ「大人の世界」とでも申しましょうか そういったこといろいろ吸収していきました。 ウィスキーもその中のひとつです。やはり酒どころ越後長岡でしたので 日本酒が某仲間での主流は間違いありませんでしたが 当時日野皓正ら有名ジャズメンを大々的に起用した「サントリーホワイト」のCMも大量に流れておりましたので ウィスキーに対するイメージというのもそういった少しこじゃれた 洋酒という印象でした。当然 サントリーホワイトに代表される気軽に近所の酒屋で購入できる銘柄を主流によく飲んでいたわけですが、今思うとよくもまあ訳も分からず飲んでいたと…。 そんな中 たま〜に新潟実家でいただきものの高級スコッチが出た際に (コレがジョニ黒であり 件のオールドパーだったわけですが) コレらを オヤジが根っからの日本酒党であったのをコレ幸いに もらってきては 越後長岡の某拠点で飲んでいたんですね。バリバリの老舗高級スコッチと かたやサントリーの若者向け晩酌銘柄ですから クオリティーと味わいに圧倒的な違いがあるのは今思えば もとより 当たり前です。 特に酒税改正前の高級スコッチ ジョニ黒や オールドパーは ボトル1万円近くしましたので 当時越後長岡の学生風情には普通はまず手がでるような銘柄ではなかったんですね。 せいぜいたまに サントリーオールドか角瓶 どまり サントリーリザーブなどまったく大人の高級ウィスキーでした。それでも相当な放蕩学生であったこと事実です。
サントリーホワイトを飲みつけていた 若者が 高級スコッチである ジョニ黒や オールドパーをいただけば… 戴くたびにいつも感じる サントリーホワイトとは比較にならない この「ほわっ〜とした」華やかなあじわい こそが スコッチだっ!と 若気の浅はかな認識とでも言いましょうか …そういった感覚に陥ってしまうのはやも負えぬこと。事実実家から盆暮れ常々調達してくる 高級スコッチ以外 その後何年も この「ほわっ〜とした」華やかなあじわい のウィスキーには当然ですが お目にかかれなかったわけです。
そんな懐かしいことまで思い出しながら 昨夜は「Old Parr」12年 (しかもキングサイズボトル)美味しくいただきました。 大変ありがとうございました。



ブラインド 60m x 140m マーキング 165m x 200m
今週末はteam KOKORO 信州のGRT仲間との集いへ遠征したのですが その信州遠征出発前に 新潟市近郊阿賀野川河川敷のサッカー場フィールドにて 軽くダミー練こなしてみました。前日金曜日は新潟県内大荒れの天候で 1日中暴風と波浪警報が発令しっぱなしの状況。土曜朝練可能な状況か心配はしましたが 未明まだ真っ暗な時間帯に起き出してみると 風も大したことなく ところどころですが上空雲が切れ星が見え隠れしているような状況。 これならイケると判断し 動画のようにまだ車のヘッドライトが消えない時間帯ですが ブラインド、マーキング ミックスし 軽く1セット アヤツを走らせました。 ただ実際には スタート直前に 急な通り雨と一陣の強風に見舞われていますので 私の中では 雨風がおちついているうちに パッとやっちゃおういう気持ちがあり 特にブラインド2本ともスタートでセットアップ送り出しの方向つけ もう少し丁寧に時間を取りながら アヤツの意識が私の指先の真っすぐ先に 強く向いた瞬間をとらえて送り出す我がTeamの流儀 若干おろそかにしてしまったと反省しています。左側 深い藪帯のもう15m背後は川岸でほとんど障害なく水辺へアクセスでき簡単に入水可能な地形です。カモがついていないことは確認してありましたが カモ以外にも キジや水鳥がこのあたり藪には普通にウジャウジャいる環境ですので 当然付近その残臭たるやプンプンであること想像に難くありません。そういった深藪のポイントに 犬を斜めに送り込むということは非常に難しいですね。 特にブラインド2本目のように 飛び出した直後は概ね正しい方向へむかえていても 動画のようにわずかずつ弓なりに左へ流れてしまうと 結果的には140m先の藪中ダミーポイントより遥か左手前の藪に吸い込まれてしまいます。この藪前述のように一度犬が吸い込まれるとそこから主従連携の意識に犬を戻すこと非常に難しい 犬にとってウハウハの藪なんですね。 特に1本目左手前の藪でダミー確保していますので 状況を余計複雑にしています。我がTeam 動画で見ての通り ブラインド2本目は そのハザード意図に 見事に嵌まってしまいました。それでもアヤツは主従連携してダミー確保すること キチンとTeam KOKOROの回収担当一員としての意識を保てていますので せめて私がもう20〜30m右に 飛び出し直後一発で送り込めていれば リカバリーは経るにしても もうちょっとカッコついたんじゃないでしょうか。 我がTeamに関してですが 送り出しのときのハンドラーと 犬との対話がそのあとの作業の質を大きく左右してしまうということ押さえきれず 結果ヘボなハンドラーが犬の脚を引っ張る 典型的な見本にしてしまっています。
ロングディスタンスのマーキング側2本は、フィールドが綺麗に刈り取られた状態ですから ダミー確保すること自体の練習というより スタートでマーキングダミー空中軌跡を アヤツに追い切り把握させるために 正しくその準備をさせることの練習です。まだ車のヘッドライトが消えない時間帯ですので 今回165mはピンポイントで走り込んでいきましたが 200mは把握できなかった模様。趣旨や 明るさの状況を考えると 120〜140m前後でおこなうのが適切な設定であったように感じました。
 フィールド自体は基本練用にシンプルで草丈もなく難易度は高くありませんが 今回の設定けっこういい練習になったように感じてします。またアヤツのほとぼりが冷めた頃合いを見計らって このフィールドで似たような設定走らせてみたいと思います。



Queen - Somebody To Love (Official Video)
クイーンの「Somebody To Love」は1977リリースのアルバム「華麗なるレース」の中からのシングルヒット。当時 前後して「Bohemian Rhapsody」「We Are the Champions」が相次いで大ヒットしていた時期で クイーンの初期に一番勢いのあった頃のナンバー。 ちょうど私が 越後長岡で 盆暮れたま〜に ジョニ黒や オールドパー をいただいていた時分で、 各種ロックに限らず ジャズ フュージョン から 果てはウィスキー?に至るまで 薄く広くではありましたが いろいろな洗礼を受けた時期です。それでも私ちゃんと落第せずに一発で卒業できましたので まあなんともおおらかないい時代でありました。ワッハッハ!