『こころ』2,299日目




『こころ』ちゃん ダミー練の合い間合い間のお楽しみ 通称ニクニクタイム! 「生肉の付いた骨」…にむしゃぶりつくアヤツ。
犬の気分を一瞬にして変えられる Team KOKORO 御用達 リフレッシュアイテム!「北海道産・馬ソ太ボーンミニ」(https://www.umai.co.jp/nikuya/products/detail/752)
こちらのお店 GRT先輩に紹介してもらって以来重用してます。
我がTeamの場合 コレ、褒美としての使い方とは若干意味合いが違います。アヤツにとってはダミー、ボールの類 楽しく獲らせてやるだけで 既に充分褒美ですので…。
その場の置かれた周辺状況 や気温日射、主従の微妙な関係バランス 等にどうしても大きく 左右されてしまうアヤツ…ありていに言うと弱いんですね。そんなとき アヤツからネガティブなものを 瞬間にすべてを忘れさせられる方法はないものかと 私ずっと考えてきました。 コレ かじっている間は アヤツの獣としての素がストレートに表に出てきます。当然ですけど夢中にかじっているアヤツ それ以外のことなど一切頭から飛んじゃってるんですね。
 普通に楽しくダミーを獲っている練習時は コレかじらせてもかじらせなくても特に違いはありません。 ただいろんなこと考え込んだり 周辺状況や高温だったりなど に左右され 徐々にアヤツのダミー練復路の脚が伸びなくなってきた状況時 アヤツの頭や一物にたまったモヤモヤを"散らす"一定の効果アリと私は判断しています。但しこのあたりは千差万別 時と場合によりますし 犬の気質 や主従の関係バランスによってケースバイケースではあると思いますが、まあワイルドに生肉付き骨をかじらせれば アヤツの中で眠っていた何かが 前面に出てくるのでは… などという ド素人希望的観測にすぎません。
 実際にはGRTで活躍するほとんどの犬達はこんなチマチマしたこと する必要ないですよね…ワッハッハ。



 6月に入りました。新潟地方今朝は日差し眩しく気温もみるみる上がりまるで初夏の様相。
 Team KOKORO 今週末は 新潟市近郊阿賀野川河川敷フィールドの 一番奥上流寄りのエリア 、阿賀野川が山間部から開けた新潟平野に流れ出した直後のエリア フィールドにてダミー練をおこないます。
 このフィールドエリアの特徴は2つ。
 一つは 山間部から開けた新潟平野に流れ出した直後の河川流域ゆえの現象、早朝日の出直後の数時間 下流平野側と上流山間側の寒暖の差が急激に大きくなることによる 上流から下流方向へ吹く強風川風にさらされることです。新潟市近郊阿賀野川流域は20Km先の河口まで 早朝の時間帯どこもこの川風にさらされますが 特にココ 山間部から開けた新潟平野に流れ出した直後のエリアでは ラッパの口にあたるような顕著な地形ゆえか 非常にこの川風が強く吹きます。今朝も強風川風にさらされる中 ダミー練を強行している様子…動画のような状態でした。(普通ならさすがにやらんでしょうな)
 もう一つの特徴は 動画のようにフィールド一面 草薮の状態が若干伐採等の手が入っていますが 自然に近く ほとんど鳥猟犬の活躍する猟場そのものの状態である事。人の腰より高いハザー帯から ちょうど犬の埋まる下草丈原に ところどころ立ち木やブッシュ帯が点在し、さらに動画では分かりにくいのですが 全面微妙な起伏の連続だったりしています。
 まあ要するに実践的なガンドックトレーニングにはもってこいのフィールドです。

 今週末のTeam KOKOROは 実践的なフィールドでおこなう基本練習という方向で いきたいと思います。



実践的送り出し練 30m x 60m x 90m



実践的マーキング練 3本目 90m

 フィールドの状況的にも 設定的にも 距離90mの実践的なダミー回収となるのですが 我がTeam サマーブレイク期間前半は基本練習をしっかり積み重ねていくという方針ですので 最終的には一直線真っ直ぐピンポイントで 90mを確実に獲らせるよう 短い距離から 段階を追ってスタート位置を下げ 90mまで距離を延ばしていくいつもの手法を取っています。 30m、60m 共 ダミーポイントは 90mと一緒で 始めに 横1m間隔程度で3本セットしてしまっています。
アヤツ最終的には 人の腰より高いハザード帯や アヤツが埋もれる草丈原を真っ直ぐ突破しピンポイントダミー確保する経験を頭のど真ん中にインプットできたと思います。
前半動画は ブラインドでの送り出し。その後後半動画のように マーキングでもまったく同様の設定とコースで獲らせ さらに経験値インプット プッシュ!
このフィールドエリアで練習をするたびにいつも感じるのですが アヤツを走らせる前に 脚側に付いて共にフィールドを移動しているとき、動画のようなバザード帯や起伏のあるフィールドですので 人が前を向いて歩けていないと 次のスタート地点に刺しておいた杭の位置まで真っ直ぐに歩くことなどまず出来ないんですね。ましてや この草丈状況ですので目印の杭じたいも非常に見えにくく 歩き始める前に目視で確認しますが一度目を切ったら最後 再目視などおいそれとは出来ません。 ただ実猟現場のヒールウォークも同様な状況だと思うんですね。ハンター、ハンドラーが 意識と集中を研ぎ澄ます対象は獲物です。少なくとも犬のことなどに意識を持っていかれる余裕などある道理はありません。
 このフィールドをダミー練時アヤツと歩いていると、ハンドラーが真っ直ぐ前を注視して直進出来ているか、犬は ハンドラーに間合いを合わせ いつでも指示に従い飛び出してイケる状態で脚側についているか という2点が主にガンドックのヒールウォークに求められる要素のような気がします。ハンドラーの脚側に付くという犬の意識が充分に必要な部分は 私のつたないオビ練経験からも オビディエンス種目の脚側行進と共通の要素はあるように感じますが ハンドラーと犬との位置や姿勢の正確性を主に評価の対象とするオビディエンスと 同じヒールウォークでもまた別のものであることを私は感じます。
先日の蓼科GRTでも 起伏や傾斜しているフィールドで 目の前のブッシュの類をうまく通過してスタート位置まで真っ直ぐヒールにつけて歩くことけっこう難しかったですよね。 オビディエンスのような平らな芝のフィールドなら問題なく脚側で真っ直ぐ歩けていても 先日の蓼科GRTのような フィールドでは ハンドラーが真っ直ぐ前を向いて歩けていないと まずスムーズにスタート位置まで歩くこと難しいわけです。同様にウォークドアップ種目でもドリブン種目でも 隣との間隔を維持することなど困難。
  私とアヤツに関してはですが、先読みやセルフィーにはやるアヤツの気持ちを上手に"散らす"ために ヒールウォークの時間というのはとても大切に感じています。気持ちが一体となってヒールウォーク出来ていればもちろん最高ですが なかなかいつもそうはいきません。ヒールウォークからきちんと間合いが取れていなかった場合 我がTeam あまり納得のいく仕事が出来た試しはありません。
動画を見ると… アラアラ ヘボなハンドラー またまたハザードを越える際 下ばっかり見ちゃってますね。注意しているつもりでもダメダメは動画を見直すとバレバレ。
自分が相棒とどんなカンジで歩いているのか… 客観的に動画でみて見るのもオモシロイです。



マーキング85m x 先取りブラインド30m 基本練
 練習最後の マーキング x 先取りブラインド 基本設定、できればピンポイントでサクッと獲らせたいところでしたが チョット私が警戒しすぎ 先取り手前のブラインドポイントに対し 若干左へ出し過ぎてしまいました。ピンポイントでいけなかったこと犬には全く責任はありません。 動画では分かりにくいのですがたまたま左流れの片傾斜がついていましたので アヤツ 左へややオーバーラン、ここからは完全に切り替えて主従リカバリーの練習となりました。まあヘボなハンドラーのせいでこんなことばかりしているから リカバリーがすっかり上手になっちゃいました。 ブラインドリカバリー後 あれだけ動き回った後でしたが アヤツ メモリーマーキングはキッチリ出来てますね。
いいぞっ『こころ』!



「カリフォルニアの青い空 (It Never Rains In Southern California)」  / ALBERT HAMMOND 1972
巷で話題の インターネットラジオ AccuRadio ( http://www.accuradio.com/ ) 今朝は コレ 、アルバート ハモンドの 「カリフォルニアの青い空 (It Never Rains In Southern California)」 刺さりました。日差し眩しい週末の朝にピッタリ。 不意にスピーカーから流れてきても 誰もが聴いたことあるメロディー… こういうのを名曲って言うんでしょうね。AccuRadio Classic Hitsチャンネル 、こんなのばっかしです。