『こころ』2,396日目


練習後一息つく我ら…ちょっとイイカンジ。
 Team KOKORO 先月より お世話になっている ガンドックトレーナーI氏のストップコマンドセミナーを 来週秋の連休に千葉にて受講予定です。というわけで この夏 地元新潟と八ヶ岳南麓にて 毎週末コツコツと積み重ね始めた ガンドックの基本的な動きを犬からうまく引き出すこと意識した各場面場面での基本練習 に またまた今週も勤しみマス。
 このフィールド、奥の密集した高草丈のエリアでのピンポイント送り込みと速攻サーチが見た目よりも 実はけっこう難しいのですが それを差し引いても お互いに距離が離れた状態での 主従チグハグさがあちらこちらに目立ちます。こういう荒い部分を少しづつ洗練していって 一糸乱れぬ人犬一体シンクロペアが Team KOKOROこの夏からの目標デス。
我ら自己流ダメダメな部分を One UP必項! 立派なガンドックへの道は遥か…。




今日の基本練
犬を静止させた状態から反転左右斜め後方へ送り込むいつもの基本練。今日は左右2本づつ都合4本で1セット。前半2本は送り出し時犬と私の距離20m、後半2本目は45m。後半2本目左右は 前方左右にそれぞれ囮ダミーがダダ見えの状態。
 前半2本はいつもの練習と同じなので アヤツ そつなくこなします。反転旋回方向も ハンド指示左右挙手に合わせOKです。
 問題は後半2本、やはり指示を出す際の犬との距離が伸びると 私の意図を明確に犬に伝えることが 距離の二乗に比例するくらいの割合で難しくなっていくという実例ですね。
後半2本初めの左旋回で私のハンド指示バックがうまく伝わらず 犬が手前の囮に引っ張られてしまいました。原因は ハンドラーハンド指示がアヤツから見ると不明確であったこと。犬が確信をもって反転旋回できない結果が囮方向に吸い寄せられてしまうアヤツの動きでわかります。犬との距離が短い時と同様なハンド指示アクションではアヤツに正確に伝わってないんですね。我がTeamこの程度の距離の差や囮の存在が 影響となって表れてしまう… これには犬との関係性を含む様々な問題が含まれています。
 結局後半2本最後の右旋回もアヤツ 迷いながら回っているのは動画を見れば明らか。ここまで影響をひきづっちゃうんですね。 私の意図はなんなのか… いつも考えながら走ることができるのがアヤツ最大のストロングポイントだと私自身は思っていますが それゆえハンドラーが一度アヤツを迷わせてしまうと 慎重になり吹っ切れた動きが表に出なくなってしまう…。 ほんとにハンドラー次第の犬なんですね。



ブラインド基本練 ダブル 80m x 95m
 ブラインドダブルですが スムーズにターゲットポイントに走りこむ動きをこの練習の中で引き出すために 先ほどの基本練でダミーを採った位置を変えずにそのままターゲットポイントにあえてしています。
 そのため1本目は首尾よく右80m側のターゲットポイントにピンポイントで走りこむ動きを引き出せています。
 問題は2本目… スタートでハンドラーの差し示した方向へおおむね正しく走り出すことができていますが… その後先ほど採った1本目右80mのポイントへと意識が引っ張られ 弓なりに右へそれていくアヤツ …  ストップコマンドで何とか止めて 左95mのポイントへと軌道修正の指示を オーバーアクションで 伝えようとようと試みますが… 。アヤツ いったん指示の左方向へ走り出しますが すぐに大きく右旋回でまたしても 先ほど採った1本目80mのポイントへと吸い寄せられてしまいます。 もはやこれまでと 私がアヤツの目の前まで走って行って もう一度 犬の動きを止め ハンド指示誘導する結果に陥っています。
 一度セルフイメージに頭の中を先読み支配された犬を 背中越しに止めるのは やはり非常に難しいということ。 今回の左右ターゲットポイント間隔の状況からすると 2本目左95m側への送り出しは はじめっから もう少しだけ左狙いで送り出すべきだったかもしれませんね。



マーキング基本練 100m x 2本
 練習最後はマーキング2本を気持ちよく突っ走らせて終わり。アヤツ 1本目は スロアー位置を基準アンカーとして意識しながら走りこんでいく悪癖がまたしても露見してしまっています。一直線ピンポイントにダミー落下点に向けて走りこんでいくことが結果的にできていませんので スロアー付近に到達後 左方向へ余計な誘導が必要になってしまっています。
この辺は要改善点ですね。



Heartbreaker/Grand Funk Railroad 1970
 この動画の グランド・ファンク・レイルロード は70〜80年代前半特に米国で絶大な人気を誇ったハードロックバンド、そして 71年初来日時の 今は無き後楽園球場 で雷鳴とどろく中での演奏が長く伝説として(?)語り継がれている ”アメリカンバンド"です。http://www.tapthepop.net/extra/25369

70年代後半に中学高校時代を迎えていた当時のロック小僧たちにとっては カリスマ的存在であった音楽評論家 渋谷陽一氏のFM番組(NHK「ヤングジョッキー」)で当時のエピソードを 曲とともに伝えられたこと 私 なぜか記憶に強く残っています。
渋谷陽一氏は71年の後楽園球場雷鳴伝説ライブの現場に立ち会ったこと。オープニングで バックネットにしがみつきながらヒット曲「Are you ready」を夢中で聴いていたこと等々。(あくまでも私の記憶ですが…)
もともと渋谷陽一氏は レッド・ツェッペリンの日本におけるフリーク第一人者として知られています。そんな関係からでしょうかレッド・ツェッペリンの全米ツアーのオープニングアクト(前座ですね)で各公演回るうちに そのタイトでストレートな男のハードロックサウンドに グランド・ファンク・レイルロードの人気が 全米で爆発した等々のコメントを番組内で聴いたような記憶が…。(あくまでも私の記憶ですが…)
 当時の日本のロックファンは レコードの中でしか聴いたことない 大物外タレをこのころから続々と来日公演で目の当たりにできるようになり 黒船襲来に近い状況に置かれていたんでしょうね。 私はまだまだガキのロック小僧でしたが なんとなくそんな雰囲気わかります。みんな本物に飢えていたんですよ。
上記 「Heartbreaker」のYoutube動画掲載の当時のシングル盤ジャケット写真上部の記述「レッド・ツェッペリンもぶったまげたゴキゲンなサウンド!!」っていうのはそういう伝説?から来ています。


これはまた別に有名な話ですが… 井上陽水の「傘がない」と出だしのコード進行が実はそっくりなんですね…。
『都会では…自殺する…若者が…増えている…』〜歌えちゃうんだよね。