『こころ』2,450日目



 最近 GRTAのダミーとは違うメーカーのダミー (黒青と白) 購入し チョットアヤツに獲らせてみてます。 大きさも 重さも 色も 形も 咥えた感じも違う ダミー 、これらを従来から使っている GRTAのダミーと同じように 私が扱うことで 色や形が違うものでも ターゲットとして 回収を求められることがあるということ イザそういう状況に置かれた際も アヤツに戸惑わずに認識できるようにさせたいという気持ちがありました。
実際にはその心配はほとんど杞憂に過ぎなかったのですが、違うメーカーのダミー を使ってみると 意外な発見もありました。
アヤツ ターゲットポイントまで走りこんで 色や形が違うダミーを目の前にすると… 状況にもよりますが 特に 従来のGRTAダミーと同時に目視したりすると もうまずは当たり障りのない GRTAダミーから必ず先に回収してきます。 これはシッピング設定などで アヤツが 前もって転がしてあるダミーではなく 必ず最後にスロアーが投下したダミーを先に回収する動きをほとんど例外なくとるのですが 同じ意識なんだと思います。
やはりアヤツ 私と練習する中で 常日頃 囮ダミーは決して獲っちゃいけないという意識が強く頭にインプットされているように私は感じます。
もう一つは この黒と青の小ぶりなダミー マーキング空中軌跡を追い切る際 予想以上非常に見えにくいということ。逆に 白い方の大ぶりのダミーは ロングディスタンスでのマーキング空中軌跡を追い切る際 実に認視性が高いということ。 スタートで犬が 難しいロングディスタンスでのマーキング空中軌跡を確実に追い切ること出来るようになるためには… 実際に「空中軌跡をしっかり認識できた」という成功体験を 犬に積み重ねることが肝のように思います。

いろいろな状況設定において 適切に各種ダミーを使い分けていくこと有効だと思いました。



マーキング⇒ブラインド 2セット (80m、125m )
 この動画設定、実は先日の千葉練において あるペアがしていた練習を 真似させてもらってます。マーキングを獲った直後その同じ場所へ ブラインドでダミーをセットしてそのまま連続して走らせるという設定。ハンドラーの指し示した方向ピンポイントに走り込んだ先に 必ずダミーはあるという成功体験を犬に積み重ねさせ 確信をもってブラインドポイントへ走りこんでいけるようにする練習。犬は直前にマーキングでダミーを獲ったポイントに強く意識が残りますので そこをブラインドポイントに設定、指し示して送り出してやれば 一直線ピンポイントに確信をもって走りこんでいくことができます。
そんなマーキング⇒ブラインドの一連設定を 今回は 2セット連続で距離を少し伸ばしてという応用娯楽設定です。
 この設定 2セット目を そのまま奥へ移動しておこなうということは 直前に1セット目で マーキング⇒ブラインド と2本のダミーをサーチ確保したエリアを越えて 奥へ犬を押し出すことができるかという要素も含まれています。
 実際にアヤツを走らせてみると… 一番難易度が低いと思っていた1セット目80mでのマーキング回収で最も苦戦しています。 このフィールド 草丈の状況がダミーサーチ回収には見た目よりもともと難易度の高いフィールドなのですが この1セット目80mマーキングで使用した いつもと違うメーカーの 黒と青の小ぶりなダミー が マーキング空中軌跡を追い切る際 予想以上非常に見えにくく 結果アヤツほとんどマーキングできていなかったようです。実は私からも 空中のダミー全く見えませんでした。 スロアーがいた位置はアヤツ見えていましたので その位置を基準アンカーに走り込み アヤツ サーチの体勢に入ります。 ここで実際にはダミーが落下したであろう位置への認識が アヤツと私でずれていたことは動画から明白。どうしてもスロアーが立っていた位置から左側のエリアに先読み意識が強いアヤツと ダミーが投下された位置はもっと右よりであること認識している私…。
 やはり左への先読み意識の強いアヤツ どうしても私の右へのハンド指示に対する反応に "左へ"のフィルターがかかったような動き。それを何度か繰り返し ようやく右ダミー投下エリアと思われる付近でアヤツにサーチ指示をだし どうにかダミー確保。
 この1本目 結果的にはダミー確保できましたが 結果オーライにしてはいけない内容、教訓を 動画の中でいろいろ認識出来ました。 私の指示に対し 先読みのフィルターがかかり 指示に忠実な動きをアヤツから引きだせなかった場合、もうその瞬間に そのことを その場で アヤツに強く強く 働きかけるべきでした。この練習の目的を考えればダミーを確保することなんて 2の次3の次なんですね。 やはり 自らのペアの動きを 動画で見返すことは重要です。
その後のブラインド…のはずが スロアーがダミーをセットする前に私が振り向いてしまい… アヤツ ダミーをセットした位置を バッチリがん見! 結果的にメモリーマーキングの設定になってしまいましたが これはアヤツ ピンポイント。
 つづく2セット目 マーキングは 白い大きなダミーでロングディスタンスでしたが マーキングはしっかりできていたと思います。 それでも直前に獲った1セット目のエリアを越えて奥へ 走り込むまでは至らず マーキング、ブラインドとも バック号令での押しだしが若干入ります。それでも このフィールド状況難易度を考えれば まずまずの内容。
 結局 一番 サクッと獲れると思っていた 1セット目マーキングで大きく苦戦するという面白い結果となりました… 距離じゃないってことですね ワッハッハ!



Sixpence none the richer - Don`t dream it`s over
この曲「Don`t dream it`s over」は 元々オーストラリアのロックバンド 、クラウデッド・ハウス1986年のヒットナンバー で この動画は アメリカのロックバンド 、シックスペンス・ノン・ザ・リッチャー の2002年のカバーです。
 私 どちらのバンドもほとんど意識して聴いたことはなかったのですが この曲「Don`t dream it`s over」、クラウデッド・ハウスのオリジナルナンバーは AccuRadio http://www.accuradio.com/classic-rock/ 等でしょっちゅう耳にしていました。
シックスペンス・ノン・ザ・リッチャーのカバーバージョンもYouTubeでたまたま視聴。
イイじゃないですか。