『こころ』2,549目


週末日曜は昨日に引き続き 雪の残る新潟市近郊阿賀野川河川敷フィールドにて 昨日も走った 枯れボサ原を中心に 課題満載の ダミー練でした。
 この枯れボサ、 枯れても残ってる幹が比較的密集していて 確かに真っ直ぐは非常に走りづらいんです。逆に密集度に場所的なばらつきがありますので 犬は走りやすいコースを自然と選択し 結果数m程度の幅でですが どうしても走路の蛇行が目立ってしまいます。
  この環境で犬を走らせてみて感じたことは、 ハンドラートレーナーである私に そもそも そういう認識、想像力がまったく足りなかったということ。 では こういう直進することがもともと難しいフィールドにおいて どう設定を工夫すれば うまく犬を直進させる動きを積み重ねることができるのか… 撤収前 現場を目の前にして いろいろ考えてきました。もちろん個々の犬によって 千差万別、 あくまで 『こころ』を走らすことを想定した 範疇なのですが…。
 今日のダミー練での一番の収穫は Team KOKOROが 次へ一歩前進するために 足りないもの、必要なことは 何なのか アヤツの動きを目の当たりにして 自分なりに感じることができたということ。
  どんなフィールド状況、実地状況でも 闇雲に真っ直ぐ…とは 私 正直思ってません。でも本場のガンドック文化において 直進性が求められる意味理由っていうのは明確にあるわけで 、そこを自分で理解したうえ(DVDや 伝え聴いた情報の範囲内にすぎないのですが) で ガンドックに求められる動きとは何なのか 判断できる 犬飼いであることが まずは第一歩かなと思います。
次に我がTeamの場合 基本はどんなフィールド状況においても 必要なレベルでの直進性が求められているっていうことを 犬によく理解させるっていうことですね。今はまだ犬にそのことを 結果的に教えてすらいないってっ段階だと思います。 じゃあどうやって理解させるのかっていうと それはもうあの手この手で いろんなトレーニングバリエーションを試せると思いますね。 さあ果たしてどうなりますでしょうか… 。
本日の下の動画 「マーキング + 方向指示送り出し 65m」の中で 1本目2本目のマーキング回収では  こういう直進することがもともと難しいフィールドはどうしても走路を選び 蛇行が目立ってしまっていますが、3本目 セットアップで指し示された方向へ送り出された3本目の往路は まったく違う。ポイント手前の 2本の枯れ木の間1.5mほどを通すこと3本ともイメージしていたのですが 指し示された方向へ送り出された3本目往路だけは 狙い通り最低限の左右バラつきでほぼ直進、イメージした通り2本の枯れ木の間を突破させることができています。私が腰を落として セットアップで指し示された方向へ一直線に走りこむことを求められているということを アヤツがよく理解できていれば このように蛇行や迂回が目立つ動きにはならないということを明確に表しているように感じます。 そのポイントをあの手この手の工夫トレーニングを積み重ねていく中ではっきりとアヤツに理解させ 後はスタートで アヤツの頭の中の意識を フラットでニュートラルな状態にしてやることかな。先の長い話し、課題になります。
 直進することがもともと難しいフィールドにおいて走路の蛇行が目立ってしまっている今日の練習動画内容ですが、 Team KOKOROとしては いい週末だったと思います。


ドリブン基本練 40m 9本連続回収

マーキング + 方向指示送り出し 65m
次週末は 2月の千葉練、久しぶりにアヤツに土の上を気持ちよく走らせてやろうと思います。
組長 ! よろしゅ。



Tony Bennett, Lady Gaga - It Don't Mean A Thing (If It Ain't Got That Swing)
 2014年リリース  レディー・ガガトニー・ベネット コラボレーションのジャズスタンダードナンバーアルバム「Cheek to Cheek」。大御所エンターテナー  トニー・ベネット、リリース時御歳87才!
 しかし レディー・ガガ … 従来とまったくジャンルの違うこのコラボレーションアルバム、 スバラシイのひとこと。
 カッコ良すぎます。