『こころ』2633日目


新潟市近郊阿賀野川河川敷フィールド 高丈草原エリア。本日現在 見渡すかぎり こころちゃん 鼻まで埋まる 高丈草の海。例年夏前には一面草刈り作業が入ります。


 GW最後の日曜日、 Team KOKORO 新潟市近郊阿賀野川河川敷フィールド 高丈草原エリアにて いつものようにシンプルな基本設定で ダミー練です。



マーキング 85m x 2 ブラインド 35m
土手の上のスタートにアヤツを待たせて 高丈草原エリアの85m先 ハザード帯畦を越えて2mほどのところにマーキングで1本ダミーを放り込みます。85m先まで 私が歩いてダミーを放りにいっていますので 高丈草に私が草をかき分け歩いた筋がくっきり残っています。1本目スタートしたアヤツ この筋に沿って直進しますので 85m先の ハザード帯畦まで一直線に走りこむこと容易です。 ただこの設定の目的は 85m先まで真っすぐ突っ走らせる ここではなく、 2本目 スタート後 確信をもって1本目ダミーを確保した85m先めがけて 真っすぐ走りこんでいくアヤツを 35m先でストップホイッスルにて背中越しに止め ⇒ ハンド指示コントロールで真右へ25mほど送り込み ⇒ 犬の鼻まで埋まる高丈草原に埋没した完全ブラインドダミーを自慢の鼻でサーチ スムーズに確保する… という一連の動きを、 アヤツから スマートなハンドリングで引きだせるかどうかという部分を試しています。 3本目 ダメ押しで再度85m走らせているのは ストップホイッスルに対して アヤツの頭の中をできるだけ先読みのない ニュートラルな状態に戻しておきたいという意識で走らせてます。
 おおむね狙い通りの動きとハンドリングと思います。 次週末のダミー練以降 基本的には同様の設定を  高丈草原奥への直進は 走路の筋のない 状態で走らせる、35m先のストップホイッスルを 徐々に5〜10mづつ 遠方に設定していく、というように難易度調整して まあ夏の終わりくらいには 100m程度先でも今回の35m先と同様な ストップホイッスルからの 一連の動きを 全く同様の落ち着いたハンドリングで 引き出せるように コツコツ積み重ねていこうと思います。
 アヤツのことですから 少しづつ丁寧におぜん立てして 距離をのばしていくこと時間をかけて練習積み重ねれば、 ある程度距離があっても 私の意図に沿って(意図を理解して) 動くように なっていくと思います。今までも同様 このての手法 わがTeam得意とするところです。
正面奥のダミーポイントは チョットしたハザード帯畦を越えて2mほどのところに設定してありますが こういったところ ある程度の距離を走り切って さらに 普通に躊躇なく真っすぐにハザードを越えていくという 意識を犬が持てるように コース設定時は 少しだけ 私こだわっています。コレけっこう徐々に犬の意識の中に効いてきます。



モリーマーキング 35m 左右 x2
次の設定は 先ほどの高丈草原奥への直進走路についた筋に惑わされず 左右45°35〜40mほどの メモリーマーキングダミーポイントへ 一直線糸を引くように ピンポイントでアクセスすることの練習です。
 アヤツ 1本目 左への送り出しで スタート直後の土手降りに先ほど 直進走路についた筋にを選び その場で私に 2回瞬時にスタートへ 戻されています。 結果的に3回目以降 すべてのスタートで 私に指示された 方向へ真っすぐ土手を降りていくようになっていますので この失敗は 走路についた筋ではなく 私に指示された方向へ ぶれなく一直線に走り出す という正しい基本(基本中の基本) を アヤツに 再度意識させる 大変良い練習機会にすることができました。
 ※ こういった止めたり戻したりするトレーニング時の修正ハンドリング、やりすぎちゃうと犬によっては混乱して 動きが止まってしまう場合もあります。あくまでケースバイケースで 何が適切なトレーニング時の指示か変わってきます。犬をよく見て 充分注意要。

 その後の動きは おおむね上々ですが ダミー確保後 復路の走り、アヤツやはり 視線が低く トウチャンの呼び込みのために高く掲げた右手の方向をきちんと意識できてない状態がまだまだ散見。この辺も要改善項目。アヤツの…というより アヤツの戻り方向がぶれた瞬間もっと意識を私に戻すように 積極的に働きかけることおこったった私の改善項目デス。



Perfume / TOKYO GIRL
perfume  カッケエー!