『こころ』2857日


今朝の新潟市近郊阿賀野川河川敷フィールド 気温1℃ 天候小雪 北西の季節風時折強く まあ新潟の冬らしい天候。ただいまだ新潟市近郊 積雪はほとんどなく フィールドに若干雪はのっていますが支障なく犬を走らすことができるコンディション。今のところ冬型も山間部中心、ただ来週末はもう雪のない地面を走ることも難しいかもしれません。そしたら またスノーラッセルレトリーブ娯楽でも楽しみましょうか。
今週末もTeam KOKORO 楽しゅうございました。



マーキング85m x 右ブラインド30m x 正面ブラインド85m 小路

マーキング85m x 右ブラインド30m x 正面ブラインド85m 不整地
 本日の練習は昨日にひきつづき ミドルレンジのマーキング x ショートレンジのブラインド x ミドルレンジのブラインド の3連続回収を コースの状況を変えて2セットという内容。
 1セット目は ミドルレンジのターゲットポイントまで小路に沿って走らせるという設定。小路上をアクセスすることになりますから昨日問題になっていた ターゲットポイントまでの走り込み直進性の補助がなされている事になります。2セット目は1セット目と同様な設定を昨日走らせた不整地で設定してあります。
 1セット目2セット目とも スロアーは昨日と逆に右側からの投げ込み…これはここのところ走行経路が左にやや膨らむ傾向が明らかに見られていましたのでスロアーを昨日と逆の右側に配置することで走行の影響がどう変わるか見たかったからです。スロアーが目視できるとアヤツどうしてもつられる傾向があるための対応で、今日は更に走行中のアヤツからできるだけスロアーの姿じたいがブッシュ等の裏になり出来るだけ走行中のアヤツの目に入らないように工夫しています。 さて首尾やいかに…。

 1セット目ミドルレンジのマーキングとブラインドは走行自体は小路で補助されてるとはいえまだまだ直進性の安定感がいまひとつか。ショートレンジ右ブラインドは送り出しで狙った位置より若干左に流され 更に徐々に走路が弓なり状に左まがりになっていく状況。走行が左弓なりに逸れていってしまったのは明らかに1本目走ったミドルレンジマーキングポイントにもう一度送り込まれるであろうというアヤツの先読み意識に頭の中支配された結果です。ここの部分はマーキング中心の練習をある程度こなした後 年明けから4月の次回森山メモリアルまでの期間で徹底的に対応トレーニングをしたいと思います。 ただ例の"ブラインド勘"じたいはショートしたりせず奥へ充分な推進力をもって押し出していけてます。あのまま止めなければおそらくミドルレンジ程度まではアヤツ躊躇なくそのまま押し出していけていたように思います。距離感が合ったところで犬を止め後はリカバリーコントロールでショートレンジ右ブラインド確保。コントロールはもうワンコントロール省いて サクっとダミー確保したいところ… 3コントロール程度入ってしまいましたね。
 2セット目ミドルレンジのマーキング走行はまあまあだったんです…ブッシュ裏に身をかがめるスロアーと目が合うまではね。そのタイミングで私との意思確認をアヤツ瞬時に取ってますが その後も若干スロアーに吸い寄せられる動き…。結局 私からの"そっちじゃないぜホイッスル" を1っ発入れてマーキングダミー落下点へコントロールしてダミー確保。やはりアヤツ スロアーの存在をターゲットポイントアクセスへのアンカーとして利用しようというイメージが 頭の中にインプットされちゃってますね。 アヤツから見れば確かに合理的な判断なのですが そこは本来マーキング力でカバーすべき部分、ターゲットポイントアクセスをスロアー位置アンカーの意識に頼ってしまうと 犬本来のマーキング能力を発揮したり 育てていくことがどんどんできなくなっていってしまうと思うんですね。そうすると結果的にはスロアーがいなかったらマーキングダミーへアクセスができない犬にしてしまいます。ここもこのウインターブレイク期間で我ら改善すべき課題項目の一つと認識できました。アヤツやはりマーキングがもう一つ弱いなあ。この距離ならピンポイントで走り込んでいかないと…。
さすがにアヤツ3本目のミドルレンジブラインド回収はイイカンジの走行が出来てます。オーバーランする瞬間にホイッスルで距離感を伝えていますが アヤツ レスポンスよく反応。こういった局面でホイッスルを "吹くか吹かないか" っということ、これは私 基本的にはケースバイケースと思っていますが 少なくとも評価を気にして"吹くか吹かないか"っという判断ではいけないと私自身は思っています。 それこそいろんな背景要素が絡んできますんで 一概に吹くべき吹かないべきっというような事項ではないと思うんですね。よく私 プロから言いわれることなんですが、犬を信頼していない云々などとはまったく無関係です。 まだ我ら成長の過程にすぎないんですから 吹くにしても吹かないにしても まずは自分の中で明確に理由をもって判断できるようにすることが私が今なすべきことかな。
 今朝のこの練習を通していちばん 昨日の内容から改善された部分は アヤツ帰りの脚ですかね。少し私の呼び込む体勢とかを変えてみたんですが 意外とアヤツの反応が良くなりましたね。もう少し様子を見たいと思います。

2セット目 1本目ミドルレンジマーキング帰路のタイミングで 阿賀野川対岸側から鴨猟散弾銃の発砲音が連続して何発か聞こえてきています。アヤツ 一瞬意識してますね…。何名かのハンターさんが まとまって鴨猟をしておりました。
 新潟、長野地区のハンターのみなさん 水場での鴨回収の機会があれば 是非我ら Team KOKORO ガンドックレトリーブサービスまでご一報を!



Eric Clapton - Cocaine (Slowhand At 70 Live At The Royal Albert Hall)
いやあ〜 参っちゃったなあ…。昨年リリースされたクラプトン最後のワールドツアー ロイヤルアルバートホールでのLive映画DVDのYouTube動画で 曲はご存知「Cocaine」。昨夜軽い気持ちでYoutube見てみたんだけど… 参っちゃったなあ…。
私高校生のころから折に触れて 何回かクラプトンのLive聴きにいってるですが、この曲「Cocaine」はLive終盤佳境に入ってきたタイミングで必ず演奏されるナンバー。ですのでオーディアンスも "そろそろくるなっ" ってなんか予測がついちゃう流れではあるんですね。クラプトンの長いキャリアの中では いい時期もあれば悪い時期もあったわけですが、「Cocaine」のイントロで 当然待ってましたとばかり 一気に盛り上がっていくのがLiveでのお約束のパターンで それはそれで楽しめるんですが、 特によくない時期のLiveを目の当たりにした時には ちょっと私的には予定調和的盛り上がりとでも言いましょうか 何かもう一つ乗り切れないっていう事も正直 過去やっぱりそう感じた経験があったわけです。
でもこのクラプトン最後のワールドツアー ロイヤルアルバートホールでの「Cocaine」は 少なくとも今まで私が聴いてきた見てきた 「Cocaine」の中で私的には文句なしに一番です。
長いキャリア変遷紆余曲折を経てこの「Cocaine」ここに至る クラプトンの人間臭さとでも言いましょうか… やっぱテクニック云々とかじゃなく いいときも悪いときも過ごしてきた人生そのものが この力みなく肩の力が程よく抜けた スバラシイLiveに現れてる気がして… ちょっと感動しちゃったんですよ。
参っちゃったなあ…昨年春のクラプトン最後の来日といわれていた武道館、 私正直行こうか行くまいかチョット迷ったんですよね。行けばよかった…人生の損失だあっ…。ロイヤルアルバートホールまでいっても 人生モトはとれてたカモ…。