『こころ』2899日


今朝の新潟市近郊阿賀野川河川敷フィールド 天候曇り 弱風 気温-1℃。 積雪はたいしたことないんだけど ついに車で入っていくこと不可能な状況となりました。雪上を歩いてみると …締まった重い雪が積み重なって ひざ下までズボズボもぐる状態。
100mも進めば…トウチャンいい汗かかせてもらいました。
ここを犬が長い距離気持ちよく走れるのはもはやこれまで…。
まあ次週末は 近距離練か あるいは雪の薄い 沿岸部松林で走らせするか… まだまだやりようはいくらでもアリ。



マーキング 90m x ブランド 130m x メモリーマーキング 90m 雪上回収練
アヤツ 今朝のこの雪面状況の中で このミドルレンジ3本を走るのは かなり大変だったと思います。 湿気を含んで重く積み重なった雪の層のさらに上面に、 朝の冷え込みで表面だけパリッと固くなった雪の層が全面にのっている状態。 アヤツが 歩を進めると 少し手ごたえはあるのですがすぐに体の重みで ズボっと10〜15cmほど沈下してしまうという雪面状況。ですので雪が軽いパウダーの時のぴょんぴょん走りより相当体力を消耗してしまいます。ダミー自体にも表面に雪が固まり付着してしまい アヤツ何度もダミーを落としてしまいます。もともとソフトマウスの傾向が強いアヤツ、日ごろ咥えたダミーが揺れでズレてきたりすると 上手く脚のスピードを調整したり普通にしてくるヤツなんですが…さすがにこの上下動の大きなぴょんぴょん走りのうえ 雪が張り付いた太目のダミーは 顎と足腰に相当きつかった様子、 動画を見ると相当苦労してますね。 生身の獲物回収ならおのずとアドレナリンの出方が違ってくるのでしょうか 所詮ダミーの回収で ヘロヘロになりながらも 途中集中が切れたりせず トウチャンに要求されたミドルレンジ3本の連続回収をなんとかこなそうとするアヤツ… ほんと素直で真面目なヤツなんです。

今回の設定 雪上であることは別にして 肝は 最初に走らせる 正面のマーキングより その直後のブラインドの方が 一回り距離が長く設定されているという事です。正面のマーキングは 土手上からマーキングダミーの投下と 、私が走路上 ダミーを投下するポイントまで往復するのを あえてアヤツに見せていますので マーキングダミーポイントへは普通に走り込めてあたりまえのお膳立てがなされた上で 送り出しています。 問題は2本目左ブラインド130mで このブラインドダミーはアヤツが車にいるうちにセットしてありますので 完全ブラインドなるわけですが、 ここしばらくのアヤツの様子を見ていると まあこのフィールドで完全ブラインド130m単独であれば アヤツ問題なく 走り込めるようになってきていると私は感じていましたので ここは若干難易度を上げて 正面マーキング90mを走らせた直後に更に距離の長い完全ブラインド130mという趣旨にしてみました。 先に走った90mマーキングの距離感イメージを引きづらずに ブラインドポイントの130mまでブラインド回収の基本とうり 自力で 押し出していけるかどうか。もう一つの難易度を上げた要素は 土手斜面を斜めに駆け下り 指し示された方向へ直進できるかどうか。これも実際には非常に難しいと思います。 あとは ブラインドポイントに向けて送り出された後、アヤツのイメージが直近に走ったマーキング側に残っていて 指示外のマーキング側へ引き寄せられてしまうというよく露見する弱点を振り切れるかどうか。さて首尾やいかに。


 2本目 左完全ブラインド130m 、まずは指示外のマーキング側へ引き寄せられてしまう弱点は全く問題なくクリア。これは完全ブラインドにもかかわらず アヤツ求められていることが 指し示された先へ走り込むブラインド回収であること 完全に理解して動けています。 次は土手を斜めに下って降りていく際の方向性について…これは土手を降りた直後の斜面変化で 僅かに右寄りに流れてしまいました。 まあこの土手斜め下りの先の 完全ブラインドで130mは非常に難しい条件設定だったと思います。ただそのまま方向性が流れたりせず僅かな右流れのままほぼ左ブラインドポイント方向へ押し出していけています。 走り込む距離感 いわゆる"ブラインド勘"については、 やはり直近に獲った90mのイメージがだいぶ残っていますね。ほぼ90mほど走り込んだ後一旦停止し私の意図を確認しようと振り返ります。本来であれば出来ればもう50mほどは そのまま自力で走り込める"ブラインド勘"は絶対必要だと私は感じますが、ただそこで確信も持てずに迷ったまま闇雲に セルフサーチに入ってしまわないところがアヤツ ですね。 まだ今の我らのレベルでは ほぼ予想された動きと思います。そのあと 左ハンド指示で アヤツの位置を左ブラインドポイントへのライン上まで修正、再度犬を止め セオリーとうり 後方への押し出しプッシュ指示で アヤツ奥へ押し出していきました。 距離的には充分左ブラインドポイントの位置130m地点まで押し出していけたのですが約2mほどポイントより右にアクセス、ここで予期せぬことが起こります。 アヤツ左ブラインドポイントとは反対の右方向へ鼻を落としながらサーチ行動に入ってしまいました。これ実はアヤツがサーチしながら右方向へ移動したラインは 私がブラインドをセットした際 正面の90mマーキングポイントと往復したトレースが完全についていたラインなんですね。ですからあの場でアヤツ 私がつけたトレースを発見し 完全にブラインドターゲットエリアだと確信してしまったんです。鼻を落としながら右へ移動した直後の長いホイッスルは 我らだけのローカルルール "そっちじゃないぜ"ホイッスル。それでも確信をもってサーチの態勢に入っている犬を止めることやはり難しく 一声名前を呼んでストップホイッスルでようやくアヤツ停止。 あとは普通の左方向ハンド指示でターゲットポイントに送り込みリカバリーという流れでした。
実際には見た目以上非常に難易度が高い要素がいくつも内包された 娯楽設定であったわけですが 、とにかくこういったミドルレンジ以上のブラインド回収では 少なくともターゲットポイント付近までは自力で押し出していける"ブラインド勘"を犬がイメージ出来ているかによって 最終的にリカバリーに陥った場合でも 手数に相当違いが出てきてしまうな と実感することができました。 今後我ら主従どうやってその適切な"ブラインド勘"の共通理解を醸成していくか 方法はいろいろあると思います。まずは我らに必要なことを私が はっきりと認識することができた 非常にいい練習でした。


 課題は沢山露見しましたが アヤツ自身はこの走るのも大変な雪面状況のなか まあ良く走ったし良く私と連携して概ねいつもどうりの動きを見せてくれたと思います。ただこのような気持ちよく犬が走ることができないフィールド状況の場合 練習として あまり根を詰めすぎるべきではありません。 アヤツでも この動画程度 ミドルレンジ3本ぐらいで切り上げておくのが適切。犬の息が上がりだしたらもう切り上げ あとは共に雪上散策パトロールとかで終えるのが次回練習に向けて丁度いいんじゃないでしょうか。




Justin Bieber / Purpose 2015
ジャスティン・ビーバーって TVとかCMでしか知らなかったんです私。今朝 阿賀野川河川敷からの帰路 凍結した土手上の県道流しながら Google Play Music https://play.google.com/music/listen#/home  で偶然耳に入ってきた 一曲。 Justin Bieber / Purpose …とってもいいじゃない。 ノーマークでした。 そういえばたしかに どっかで流れてるの聴いたことあるような気がする。 ジャスティン・ビーバー チョット 見直しました。