『こころ』3023日


本日早朝 新潟市近郊阿賀野川河川敷フィールド 快晴 気温15℃ 東寄りの川風が若干強いもここいらとしては申し分ないコンディションです。 春先に一度全面刈り取られた草丈が ここにきて伸び具合 とってもイイカンジ。ちょうどアヤツの胸の高さで一面やわらかな 黄緑の絨毯といった様相。こういうときはTeam KOKORO恒例の突っ走り基本練でしょう! 今朝のこころちゃん 突っ走り基本練だけで 200mの往復1セットを x3 ! ノリノリでけっこうイイカンジ。

こういう条件のいいときにロングディスタンスを突っ走らせておいて アヤツの頭の中のレトリーブ守備範囲イメージを真っすぐ奥へ伸ばしておくことが目的。あくまでも " 真っすぐ奥へ " 突っ走ってサクっと確保。確保の部分で広範囲に走り回らせる結果になってしまってはむしろ非常にBADです。そうならないようにお膳立てをして 常にサクッと確保させるのが肝。

(※ 距離と走らす本数は 適切に! 何が適切かは 犬の状態、気候やフィールドコンディション、その日の練習目的等により 千差万別ケースバイケースです。)



200m 突っ走り基本練
この動画 突っ走り基本練 200m のこの日3本目。スタートにアヤツを待たせて 私が200m先のポイント手前まで歩き ダミーを投下するのをしっかり見せたうえで 走らせるわけですから 当然 犬はダミー落下点へピンポイント一直線に走り込めるわけです。実はこの日1本目の突っ走り基本練 200mでは アヤツ距離感を合わせられず 真っすぐそのまま250m付近までオーバーランしてしまいました。ただしオーバーランしたとしても "真っすぐ奥"というところがこの練習を積み重ねてきたアヤツらしいところ。もちろん距離感もマーキング時一発で合わせられればベターですが 、この動画を見てもわかるように さすがに投下されたダミーの落下点距離感まで一発でつかむこと、アヤツの立場でイメージしてみても 私自身でも難しいと感じます。であればこの練習の趣旨からいって距離感がショートしてしまうよりも 1本目そうであったように  オーバーランしてしまうほうがずっといいと私は思っています。 これは私とアヤツの間合いにおいてのことではあるのですが、 たとえ250m付近までオーバーランしてしまった状況であっても 真っすぐ奥へで 大きく左右にエリアが流れてしまっているわけではありませんので 200m以上離れていても アヤツには ホイッスルにてカムフォアードサーチ誘導が効き 比較的短時間で問題なくリカバリー確保できているわけです。アヤツその場その場の局面に応じて 私から求められること、自らどう動くべきであるか ほとんど理解しているんですね。 逆に犬の頭の中のレトリーブ守備範囲イメージが実際のターゲットポイントに届いていない状態で送り込みがショートしてしまうと、 犬の強固な先読み距離感イメージを振り切って リカバリーでさらに奥へ犬を送り込むことは非常に難しいです。 それがこの練習の目的 " 犬の頭の中のレトリーブ守備範囲イメージを真っすぐ奥へ伸ばしておくこと " の所以です。



正面マーキング 100m x 右ブラインド 100m x 正面奥ブラインド 125m
ちょっと動画だと見えにくいんですが1本目正面マーキング100mは まず初めに左の橋げたの日陰部分から発砲音の後 私がマーキングダミーを放り込んでいます。(我がTeam 優秀な専属スロアーは今週京都出張中)  まずは正面マーキング100mを獲らせて 次に右ブラインド100m。例によってアヤツブラインドターゲットに距離感を一発では合わせられず20m程度オーバーラン。このあたりハンドリング介入のタイミング判断は非常に難しいところだといつも感じますが、 アヤツは完全ブラインドで草丈に埋没したダミーポイントに向かって送り出されているわけですからポイント通過の瞬間に1発サーチホイッスルを当てておいても悪くなかったカモ…う〜ん微妙だあっ。(こういう部分はやはり次回プロのサジッションを受けてみたいと思います。) ただソコはアヤツ手慣れたもので オーバーランしても慌てずに私のカムフォアードサーチホイッスルに忠実に反応し比較的サクッとリカバリーしてしまいます。 最後はまた正面に走らすのですが 今度は正面奥ブラインド125mになります。1本目正面マーキング100mを確保したイメージがアヤツにはしっかり残っていますので 3本目正面に向かってブラインドで送り出されれば、 アヤツ 当然まずは1本目マーキングダミーを確保したポイントをチェックにいくわけです。 そこで ゴーバック号令をかけて さらに真っすぐ25m奥の ブラインドダミーポイントまで押し出していけるかどうかが問われている娯楽設定です。 アヤツ…3本目正面奥ブラインド 予定よりゴーバック号令がワンプッシュよけいになってしまいました。 まあそれでも比較的スムーズに最後の25m狙いとうり押し出していけてます。 こういう部分に 本日1セット目の 突っ走り基本練  " 犬の頭の中のレトリーブ守備範囲イメージを真っすぐ奥へ伸ばしておくこと " っていう積み重ねが効いてくるわけです。
Team KOKORO 実は先週末のダミー練以降 マーキングもブラインドも スタートで走り出す以前の部分 を大きく変えてきています。まだまだトライを始めたばかりなのですが 、今日の練習動画を見る限り スタートから跳びだしていく方向の正確性、往路も復路も走行途中軌跡の直進性、 共に以前に比べれば徐々に良い方向へ改善されているように 私自身は手応えを感じています。 何をどう変えたのか…なかなか文章では説明しずらいことなのですが、 シンプルに述べると 犬とともにスタート位置についてから 犬が跳び出していくまでの間 ハンドラーが 犬の邪魔になるような関わり方をしてこなかったか 総見直してみたということです。 これは以前からGRTAの招へいで何回か来日されている 英国ガンドックAパネルジャッジ  ニック・コーツ氏の 言葉として伺っていることの一つ   "犬がマーキングするのをハンドラーが邪魔しないことが重要云々…"  というあたりからきています。




19:00の街 / 野口五郎 1983
ヒデキなくなってちゃって…でっYouTubeでヒデキの曲聴いてたら偶然流れてきた 「19:00の街」うん 名曲だあっ。ワシ世代のみなさんはもちろんご存知ですよね。
私まだ越後長岡から就職で上京して1〜2年目。 この曲 赤羽のスナックでけっこう歌ったわ…超なつかしい。 毎日楽しゅうございました。