『こころ』3100日


本日早朝 新潟市近郊阿賀野川河川敷 気温19℃ 風は南西の弱風 晴れ。 昨夜の雨で真夏の空気一掃!



深藪囮トリプル B85m x M85m x B115m
今年の猛暑で ここしばらく 阿賀野川河川敷でのダミー練はできずにいましたが 秋めいた今朝の気候ならこのハードなフィールド環境下でも犬を走らすこと全く問題ありません。土手の上から 左ブラインドを2本、間に右マーキングを挟んで走らせたのですが ちょうど右マーキング側のフィールドだけ朝日があたって スロアーが非常によく目立つ状態でした。ですのであえて ブラインド側の2本も マーキング側に立つスロアーが発砲音を入れて囮要素を盛り込んでいます。 土手上のスタートに立ったアヤツ、ブラインドのことなど全く知りませんので ハッキリと視界に入るスロアー方向の右マーキングを獲るものと確信しています。当然ですが発砲音が鳴る前からスロアー方向へ視線が釘付け…動画でその様子はっきりわかります。この状態で発砲音を鳴らされたのち 左ブラインド方向へ送り出すわけですから 囮要素としての難易度はけっこう高いです。フィールド一面 ほとんど深藪に近い草丈状況で さらに昨夜の雨露にさらされたままの状態、もちろんダミーは完全に埋没するわけで 左ブラインド側の2本は特に まあほぼ砂漠に真珠を探すような状況… 八ヶ岳農大や立場川のクマザサ下草に近い難易度だと思います。ですので距離は控えめに設定しました。
 もうアヤツ よくわかっていますね。 これだけの囮要素がありながら 左ブラインド側への送り込みにはまったく影響ありません。 スタートで送り出す前にどれだけ犬とハンドラーが同じイメージを共有できるか…その一点でほぼ勝負アリということだと思います。そのあたりのことを先日八ヶ岳南麓でのプロトレーナーのレクチャーの中でピンポイントに指導を受けたのですが 、実際にそのあと何日かアヤツと 走り出す前の部分の見直しを始めて 今朝 実践的な設定で初めて走らせてみたのですが… アヤツとの息がじょじょに合ってきつつあること明確に感じます。走り出す前の部分まだまだ逐一修正を入れながら アヤツと共通理解を造っている過程に過ぎない状況なのですが、ハンドラーである私の意識が変わるだけで アヤツの意識もそれに合わせるかのように 変わってくるのを感じるんです。 本当に犬に恵まれました。またこういう気質 FTのラブならではでないでしょうか。
1本目左ブラインドはリカバリーが入りましたが 比較的主従とも落ち着いてこなせていると思います。 2本目右マーキングも概ねOK、ただ帰路の直進性がいまいちですね。アヤツから見ると戻るべき土手上の私は朝日を背に強い逆光の中で、さらにフィールドの長手方向に対して斜めに走るコースですから元々難しい状況ではありました。 3本目左奥のブラインドは 1本目ブラインドを確保したポイントから真っすぐ30m奥のターゲットポイントまで 85m付近でのゴーバック号令1っ発で一直線に押し出していけるかというのが課題でした。 この課題 我らこの夏充分に練習積み重ねてきましたので アヤツ完全に求められていること理解できています。 ゴーバック号令1っ発で115mポイントのブラインドダミーピンポイント確保成功。 まずまずの内容だったと思います。



ウォークドアップ基本練 B30m〜65m x 3
紐付きボールの放り投げマーキング回収と短めのブラインドダミー回収のダブルを3回 歩きながら都合6ヶ所回収するウォークドアップ基本練です。ブラインドは30〜65mと距離に幅を持たせています。 マーキング側の紐付きボールを発砲音とともに常に先に投げますが 回収はマーキングからになるかブラインドからになるか その場でランダムにチョイスされます。 この練習での課題は2点。一つ目は 走り出す前の部分、 落ち着いてマーキングまたはブラインドのランダムな送り出し指示に 犬が対応できていること。もう一つは ブラインド送り込みの正確性です。
 走り出す前の部分についてはまだまだ見直し練習を始めたばかりですので キッチリと立派なガンドックらしい動きとはいきませんが、 その過程としてはそんなに悪い状態ではありません。もう一つの課題 ブラインド送り込みの正確性については 明らかに改善されつつあるという内容だと思います。



BILLY JOEL / My Life
今朝の新潟地方 いきなり秋の気配を感じる週末。スカッと犬を走らせた帰路 BILLY JOELの「My Life」聴きながら 土手上の県道を流して見える一面の新潟平野、さわやかな風に揺れる 田んぼの稲穂が黄金色に変わり始めてきました。今朝も早起きして…犬走らせて…なんか幸せだあっ!