『こころ』2,137日目


強風の新潟市近郊阿賀野川対岸側河川敷フィールド

 祝日早朝の朝練、とにかく新潟市近郊阿賀野川河川敷付近 すごい強風でした。阿賀野川流域付近以外も 若干風は強かったのですが 晴天放射冷却による早朝の冷え込みと 日の出後の急な気温上昇による寒暖差により こういった天候での 日の出直後の時間帯、 新潟平野阿賀野川下流域では 山側から河口方向へ向かって吹く強い川風が顕著で 日の出直後の一定時間帯は 動画のような状況になります。まだ真っ暗な自宅出立時は 大した風ではありませんでしたが 現地阿賀野川河川敷に到着後 多少なりとも 強風がマシなフィールドを 3つほどまわり選定せざるおえない状況でした。



ブラインド 70m x 120m 強風
1セット目はブラインドのミドルレンジとロングレンジの組み合わせでダブル。スタートから見るとアヤツの視線に広がるのはハザードとなる 畔や ところどころのブッシュ帯がいくつも斜めに交差点在し あやしいポイントだらけのフィールド。難易度は高く かなり実践的といえるでしょう。
アヤツは… 送り出し後の方向と直進性はあいかわらず今一つですね。 ハザードとなる 畔や ところどころのブッシュ帯が概ねミドルレンジの位置に点在してるので アヤツの距離感がどうしても ミドルレンジを意識したものになるのは私自身この程度の状況である分にはそれほどバランスが良くないとは思っておりませんが、ハンドラーの指示無しの状況では 少なくとももう少し ハザード帯を越えて直進していく意識であってほしいですね。 こういった部分 考えながら走る のがアヤツの特徴 私は最大のストロングポイントだと思っていますが その上で状況に適応したよい動きにむすびつける事 、自ら確信をもってはじめて推進力が発揮できる等 逆に難しい側面もあります。こういったこと 評価の分かれる部分と思います。ただ 次の動画のマーキング 165mなどは 手前ミドルレンジ域のハザード帯など見向きもせずに奥への推進力を発揮 マーキングポイントへ向けて走り込んでいますので (しかし…完全にオーバーラン) 、ロングディスタンスの種目等により それぞれやるべきことは完全に理解していることがわかります。 ミドルレンジで走るアヤツの背中越しに ホイッスルコントロールで動きをとめ(このハンドリングはガンドックのセオリーから外れる行為かもしれません) 誘導 や 特にブラインド2本目に見られるような 明らかにあやしいハザード帯付近まで走り込んだ後 「どっちよっトウチャン!」とアヤツ自ら コミニュケーションを取り ダミーポイント特定のために 私を利用する動きなど だいぶ我がTeamの間合いが出来つつあるようには感じます。
 ただこの日全般に非常に気になるのは スタートでアヤツの私への意識が若干弱くジリジリしているように感じる事です。 ご覧のような強風で主従ともなかなか落ち着いて 仕事に集中取り組みにくい状況ではあったのですが 、スタートで犬の位置を修正しようとしても 今一つ抑えが効かない、指示のたびにわずかに漏れる鼻鳴き、作業前後 フィールド青草に意識を相当持っていかれている(犬にとって気持ちとうりに出来ない イラツキ、ストレスの持っていきどころ…いわゆるバックレ行動ですね。)等々、 主従良い時のイメージが常にある私としては実はとっても 焦燥感が強かったんですね。とにかく アヤツの メンタルがこんな状況では 主従一体 考えていることから見ている方向性までシンクロした ガンドックペアになる目標など まったくかないませんね。
ブラインド1本目 飛び出してある程度直進できていたのですが ある部分から急激に左に方向転換し走り出している部分、動画では映っていませんが画面の左側一帯には アヤツが行きたくて行きたくしょうがない キジ等がウジャウジャいる深藪が広範囲に広がっているんですね。もういつものメンタル状態のアヤツであれば 本来はダミー回収作業にて送り出された後 そんなものに意識を持っていかれることなく ダミー確保に向けてブレなく動ける犬だと私は思っています。 Team KOKOROは 主従のメンタル状態次第  送り出された時点で実は勝負はついているとは そういう所以です。 ホイッスルコントロールで 軌道修正され その後はいつものように主従シンクロして動けているように見えますが、 スタートでの状態や 左へ走り込もうとした時点で すでに深藪へ行こうとしたこと 誤魔かせなぬこと アヤツはよくわかっていますので それが結局そういうことまで アヤツの気持ちを重くしているストレスの一つとしてつみかさなってしまうように思うんですね。うまく説明は出来ないのですが私にはそう感じます。
今までも これからも ずっと続くことだと思っていますが こういった主従の良かったり悪かったりの関係状態を そのたびに 普段の付き合い方や フィールドでの接し方を 硬軟リセット気分転換おりまぜて その都度克服改善していく繰り返ししかないと思っています。
Team KOKORO… ハンドラーはガサツですが ペアとしてはなかなか面倒なんですね…ワッハッハ!



マーキング 165m x2 強風
 1本目 スタートでのマーキング把握は出来ていたように思います。スロアーは低めの藪が広範囲に広がるエリアで 発砲時まで屈み、発砲ダミー投下後また屈んで 出来るだけ犬の視界に入らないようにしています。このロングディスタンスでのマーキング設定ですと 青草のフィールドを突っ走っているうち スロアーが見えない目標物がまったくない 広いエリア浅藪の真っただ中がダミーポイントですから 方向と特に距離感を合わせて走り込んでいく事 非常に難しいと思います。アヤツの走り方をいつも見ていると 100〜120m程度のマーキングですと スロアーが見えなくともマーキングダミー落下ポイントに向けて 方向と距離を合わせ走り込んでいく事にだいぶ慣れてきましたが、 150〜200mクラス のロングディスタンスであると まず マーキング空中軌跡を把握することと 走り込んでいく距離感を合わせこんでいくこと共に まだまだアヤツには非常に難しいように思っていました。 特にこの日は動画のように強風が吹き荒れる状況、発砲音でスイッチが瞬間明確に入る いつものスタートでの間合いの様には なかなか出来るものではありません。そんな中 アヤツよく前方 私の手で補助してやった方向を必死で凝視 … なんとかスロアーの投下アクションだけは認識すること出来ていたように思います。しかしっ! 走り出した後は 前述のようにスロアーが屈んでしまいましたので アヤツ進行目標を見失ってしまっています。 目標物のない中で この広い青草草丈のフィールドを真っ直ぐ横断していく事自体 なかなか難しいことと私は思いますが、アヤツ少しずつ走行ラインが左に流れ 残念ながら ダミーポイントを完全にオーバーラン、200〜230m程度のエリアまで一直線に走り抜けてしまいました。 ポイント通過前後での 私のホイッスルコントロールも若干遅れ気味でしたが 強風下とはいえ聴こえなかったわけではないと思います。 アヤツもっと奥に確信をもってしまっていたのでしょう、残念ながら止まれず…。常識的にはこの勢いで160m先を奥に突っ走っている犬を背中越しのホイッスルコントロールで止める事は 非常に難しいですが 今回の1本目時のように本来止まる必要とあれば どんな状況、犬のメンタルであっても 当たり前に止まれる主従の間合いを作り上げていくことが 我がTeam この冬の 重点課題の一つです。アヤツとなら 出来ると私は思っています。 いくとこまでオーバーラン後 リコールのホイッスルコントロールで手前に位置を修正 あとは 付近に屈んだスロアーを認識できたのでしょう、左右周辺サーチでなんとか ダミー確保。
問題の2本目、さきほどとダミー投下の方向が左右逆ですが ほとんど同じダミーポイントの位置です。スロアーを走行目標に出来ないよう 投下後屈ませるのも同様。 アヤツ 今回もなんとかスロアーの投下アクションだけは認識すること出来ていたように思いますが 走り出すと先ほどと同様 いつもはそこにいるはずのスロアーを見失い 走行途中でどうしていいものやら 考え込んでしまいました。ついさっき走り出す前にスタートで スロアー位置から確認したはずのマーキングポイントを見失い、 思いとうりに確信をもって走り込めない イラツキ、不安、ストレスのはけ口としての…いわゆるバックレ行動ですが、 元々本日意識を相当持っていかれていたフィールドの青草などついばむしぐさがはっきりと露見した上 推進力を失ってしまいました。先ほど大幅にオーバーランした事態と同じことにならないよう考え込むのは 先ほどのダミー確保がいまいちの首尾である事ちゃんとわかっているわけで アヤツの中でもいい時のロングマーキングのイメージがしっかりとあるんですね。こういった部分に 本当にアヤツの特徴が良く出ていると思いますが 、結果的にこの状況で送り出し さらに無理にでも押し出そうとした ヘボなハンドラーのせいで アヤツに余計なストレスかけてしまいました。
スロアーを屈ませたり、距離もかなり長かったり、強風だったりと いろいろ難しい状況が重なった設定であったのですから 無理押しする前の時点で 呼び戻し マーキングから仕切り直しで走らせてやるべきでしたね。 その後 速やかに呼び戻し スロアーに連絡し 再度 マーキングから仕切り直し。さすがにアヤツ 3度目の正直で スカットピンポイントでダミー確保。



ゲスの極み乙女  - ロマンスがありあまる
最近ちょっと流行ってる 売出し中 「ゲスの極み乙女」。
「ロマンスがありあまる」、Vo、g 川谷絵音(かわたに・えのん)作詞作曲 これもいいんじゃない。
歌詞も曲も 彼の心の声そのものなんでしょうね。動画で初めて見てみると歌詞が聴き取りにくいのですが、web検索してみてみると わかるようなわからないような不思議な内容。
でも Youtube視聴しているとなんか響きます。 こういうのを気に入ったって言うんでしょうな。