『こころ』3237日


1/3 早朝 新潟市近郊阿賀野川河川敷 気温3℃ 天候曇り 北西の風弱。
新潟地方年末年始と毎日雪は降っていますが Team KOKORO 練習拠点阿賀野川河川敷付近 積雪は依然としてたいしたことはなく まだ雪面の上を大きな支障なく走ること出来ています。
今朝は 比較的穏やかな天候状態、サクッとロング系を突っ走らせてきました。
 こういうコンディションのいい時だから出来ることなんですが 長いの突っ走らせてはじめて見えてくることもけっこうありますね。送り出しの方向性については徐々に改善しつつあり… いい練習でした。



ブラインド 125m 非常に良くない事例
125mのブラインドを走らせたんですが… アヤツ 85mほど走って急激に右旋回、年末年始確かにこのフィールドでたくさん走らせたんですが その影響からか 85mほどの距離感でアヤツ何かを感じて急激に引っ張られてしまいました。その後のリカバリー、ストップホイッスルにはレスポンス良く反応していますが… その直後の動き出しが完全に先読み入ってしまっていますね。こういうところ 普段から犬を落ち着かせず流れの中で犬をコントロールするハンドリングのウィークポイントがモロに出ています。問題なのはアヤツの気持ちがトウチャンと落ち着いて連携を決めることより リカバリーの局面でサーチエリアに走り込む前に セルフサーチイメージに頭の中支配させてしまっている事に尽きます。その後のリカバリーの動き出しを見ても全く同様の先読みがハッキリと見受けられます。
今日この練習を受けて、まずアヤツに伝えなければならないことは… どんな時でも サーチエリアに走り込むまでは(サーチホイッスルが鳴るまでは) セルフサーチイメージに頭の中支配されてしまってはいけないということ…。 回収ロボットじゃあないんだから 自ら風や気配を感じて基本ジグザグに奥に押し出していくのは私イイと思うんです。ただしその前に120m程度の距離まではまずは真っすぐ突っ走っていけることができてからの話しです。
ここのところ85m〜100m程度ミドルレンジのブラインド設定で走らせることがやはり多かったこと 改めて私気づきました。アヤツのブラインド距離感が85m〜100mに意識を持っていかれちゃってるんですよ。 そうすると アヤツの気持ちになって考えてみると… "もうサーチエリアじゃないの、 なに止めてんのよ トウチャン!"ってカンジなんだと思います。 犬がそういう気持ちになってくれば当然 止めったって 直後の動き出しに 先読みが無意識に入ってきてしまいますよね。そうなれば もう質の高いレトリーブには決してつながりません。
 アヤツ、さすがにそこは経験値が高いですから トウチャンのその後のハンドリングを利用して奥のダミーを確保していますが 獲れればいいってもんじゃない。 非常に良くない状況に陥ってしまった典型的な事例です。

 それぞれの局面での犬のメンタル一つで 動きや反応っていうのがまったく変わったものになってしまうっていうこと、今日改めてロング系を中心にブラインド走らせてみてすごくよくわかりました。
ハンドラーの仕事のしどころって 正にそこの部分ですよね。




突っ走り基本練 125m x 135m
 っというわけでまずは アヤツに 120m以上真っすぐ指し示された方向に突っ走る基本を 思い起こさせるために ダミーをセットするところをスタートで待たせるアヤツに見せた上でロングディスタンスを突っ走らせる 例の 突っ走り基本練に戻ることになったわけです。
 先ほどの125mのポイントとともに 右135mも同時に走らせてみました。
概ね目的とうりお膳立てをした上 指し示された真っすぐ先 120m以上に まずは一直線に突っ走る動きをうまくアヤツから引き出せています。
今の我らの状態としては ロングディスタンスの突っ走り基本練を2本走らせたら 次の1本をロングのブラインドにして 完全ブラインドで一直線に走り込んでサクッとダミーを確保する成功体験を積み重ねさせるような練習のバランスがちょうどいいくらいですね。
 ただし 年末年始集中して取り組んでいた 送り出し方向の正確性は アヤツ だいぶ良くなってきました。



Queen / We Are The Champions
お正月に久しぶりに帰省したJDやってる我が家のネイヤンが…オトウサン!クイーンっていいよね…などとのたまい トウチャンおったま!
例の映画『ボヘミアン・ラプソディ』みたらしい… 。いまどきのヤング的には新鮮なサウンドなんだとか…みたいなこと言うとりました。
映画『ボヘミアン・ラプソディhttps://rockinon.com/blog/yogaku/183004 大ヒット上映中。