『こころ』645日目


晩秋千曲川

身をかがめIさん後方で発砲待機、視線はIさんにくぎ付け…集中してます。


レーニング用にIさんが池に投げ入れてくれた小カモを咥えるアヤツ

GRTAステッカーのシルエットそのまま(カモですが)

これもキジ回収トレーニングのようす


本日はTeam kokoro 未明3:30新潟出発にて千曲川遠征、師匠お知り合い Iさんのところで実猟についてまわる貴重な経験をさせてもらいました。
早朝日の出とともに Iさん猟場に出動。まず Iさん仕留め済のカモをアヤツに咥えさせてみて 慣れさせるトレーニングから。アヤツにとって咥えるのは初めてのカモ、最初はどこを咥えていいのやら…いろいろ試行錯誤。すこしづつ咥えるコツを自ら学習しています。その後トレーニング用にIさんが川に投げ入れてくれたカモを回収。アヤツ意欲が前面にみなぎりものすごい状態です。
 午前中 Iさんが落としたカモを主従対岸に回り回収に走るも 土手藪サーチ後発見したカモが半矢…アヤツが確保にかかるとものすごい勢いで藪下方へまぎれて逃れます。アヤツ今まで練習してきてダミーが突然動き出したりしたこと当然なく まったく想定外、どうしたものかと前脚で押えこもうとするなどしているうちに あっという間に取り逃がしてしまいます。これはその場ですぐにみずから確保に走れなかった主人の責任が大!主人の経験不足もモロに露呈 なさけなや…。 その後 Iさん相棒犬アンジェラと付近土手藪サーチするも見つからず 主従にとって痛恨の取り逃がしとなってしまいました。
その後合間にIさんから川、池に仕留め済カモを投げ入れてもらい回収トレーニングをしながら 夕方まで 猟場を回りましたが、アヤツ経験不足と若さ丸出しにて 実猟の回収はすべてアンジェラのお世話になることに…。まだまだお役にたてず 主従にとってはほろニガの初出動となりました。今後は 厳しい実地状況も想定してのトレーニングを新潟松林海岸等で重ねること絶対必要を痛感。最近はあえて路から外れずに 主人が藪に入れさせないなどもしておりましたがこういった部分 実猟仕事ではアヤツの能力に頼るしかない状況に置かれるのですから 一旦ニオイをとったらまずはアヤツの持ち味をどんどん育て伸ばしてるように行動させねば どんなに訓練してもなんにもなりません…。本日痛恨の取り逃がしを忘れずに 次機会を期しまた日々目標をもってこの冬はすごしたいと思います。
しかしアヤツ 日の出から夕方までものすごい運動量 さすがに後半泳ぎに疲れが見えてくるのは致し方なきこと また護岸ガケの降り方など徐々に慎重になってなかなか思い切れません。 ただ初めてその朝 カモ、キジを咥えたばかりの経験値のなか 体力的にも精神的にも 本当にいっぱいいっぱいのところまで頑張ったんだと思いました。

 『こころ』一日中よくやった! またゆっくり休んだらガンバローぜ。


 本日は何にも替えがたき貴重な体験をさせてくださいました Iさんとお仲間ITさん 本当にありがとうございました。


※ 通算出猟回数 1。通算回収数 0羽。