『こころ』2,177日目


週末日曜 早朝朝練帰路 新潟市近郊阿賀野川流域支流早出川沿い
短時間でしたが久しぶりにおてんとうさまが顔を出しました。
 


積雪40cm雪原ブラインド 115m
 昨日に続き 積雪40cmの雪原ブラインド練です。この日は前日より若干気温が上がり 雪がさらに水分を含んで 物凄く重くなっています。 実際アヤツを車から降ろす前に 私が ラッセルしながらダミーを置きにいっているのですが 非常に大変。スノーシュー等は必携ですね。 アヤツ 私と頃合いを見ながらコンタクトを取り 方向修正 、概ね正しくポイントにアクセス出来てます。こういう落ち着いた対応はアヤツならでは。
 しかし…デリバリー後 私の手元ダミーめがけて飛びつくアヤツ。完全に両脚空中ジャンプです。GRTなら一発失格! ちょっとトウチャンがユルイと 1才2才の若犬みたいなことしやがって バカチンがっ…ワッハッハ!

 ※ ガンドックの使役の場は 銃を扱う現場です。GRT競技で 飛びつきが失格なのも スティディネスが必要と問われるのも このことが大きな理由の一つです。(そのほかにもいくつか理由あり) ですので主に目に見える形が評価の指針になる オビディエンス競技とは若干趣旨が異なる部分があるように思います。



突っ走り基本練 200m x 2 アヤツ…バックレてダルマさんがころんだしてますな。それもこれも ユルイ ヘボハンドラーのせいです。
 深雪ブラインド練等 主に距離感や方向になかなか確信をもって飛び出していきづらい練習設定でダミーを獲らせたあとは 特にアヤツの場合 どうしても 比較的近場から私の一挙一動に敏感になりますので 奥への推進力が意識として弱まってしまいます。そんな状況で 直前練習で深雪雪原内でダミーを確保していれば、 アヤツどうしてもそのイメージに頭の中先読み支配されてしまいますので、 この動画のような 両側深雪雪原の真ん中除雪道路を 奥へ200m真っ直ぐ進むのはけっこう難しいです。
 ですので まずは スタートにアヤツを待たせて 私が200m先にダミーを置くところを見せた上 走らせています。
 1本目は当然 アヤツダミーポイントを認識出来ていますので とりあえず200m先のポイントまで1プッシュで走り込めます。 本当の練習は 一緒に置いてきた2本目のダミーを確保すべく200m先へ送り出す後半にあります。
 アヤツ 2本目を送り出される時点で 頭の中 求められていることが200m先にまだあるかもしれないダミーか はたまた途中左右深雪雪原内に先に仕込まれたかもしれない完全ブラインドダミーか 先読みグチャグチャなのでしょう。本当いうと左右深雪雪原に飛び込みたい気持ちと葛藤しているのでしょうね。
そういう気持ちを振り切って 指示された方向の真っ直ぐ先 200m道のどん突きまで突っ走るガンドックの基本をもう一度思い出してほしいというのが この練習で私がアヤツに伝えたかったことです。
アヤツ 1本目から既にいろいろ考え込んでいる様子 1本目も2本目も 脚の出具合を見ればわかりますね。2本目は 3プッシュで 200m到達。まあよくこらえた方でしょう。
このように我らの場合は 難しい完全ブラインド設定の直後は必ず ロングの突っ走り練をセットで走らせるように常にしていきたいと思いました。
 犬は リモコンで操作できるような感覚の回収ロボットでは決してないという事。ですからハンドラーは相棒が何を考えているのか つぶさにわかるようにならねば 犬の上などいけません。 アヤツの相棒やって6年 …ヘボなハンドラーにとって 良いガンドックペアへの道は遥か。



Eric Clapton - Layla
ご存じエリック・クラプトンの「いとしのレイラ」。1999年 ニューヨーク マジソンスクエアガーデンでのLive映像。当時のバンド ドラムスはあのスティーブ・ガットだったんですね。(ジャズフュージョンの分野を中心に絶大な人気を誇る スタジオミュージシャン。あのStuffのメンバー。)
 この曲「いとしのレイラ」はアルバム「アンプラグド」以降のアコースティックバージョンの方がむしろ有名ですが もともとは「デレク・アンド・ザ・ドミノス」の同名アルバムタイトルチューンとして1970年にリリースされた クラプトンの代表曲です。
印象的なギターリフとクラプトンのシブイ歌唱の前半部と がらりと変わり後半部は美しいピアノの旋律の繰り返しにかぶせ オリジナル音源では デュアン・オールマンの彼ならではのスライドギタープレイを聴くことが出来ます。 そこまで含めての名曲の呼び声高きナンバー。若くして不慮のバイク事故で他界したデュアンのスライドギターは聴けませんが 1999年演奏の 「Layla」では後半ピアノセクションまでたっぷり聴くことが出来ます。
 昨年ツアー引退を表明した 齢70越のエリック・クラプトン、今年4月の武道館 5Daysでいよいよ最後の来日公演となるのではといわれています。 過去多くの来日公演をおこなってきた エリック・クラプトン。そのうちの何回かは私もその場に立ち会いましたが いい時のクラプトン、悪い時のクラプトン と時期的にはそれぞれありました。 またそれも私の思い出の一つです。