『こころ』2759日目


秋を実感する 新潟市近郊 里山地区 谷あいのフィールド、本日早朝。

里山地区 谷あいのフィールドまでは シーサイドラインを飛ばして40分。あまりの気持ちよさに 帰りは渚で道草っす。


今朝の 後方送り出しの基本練 動画のような 下草が完全に刈り取られ 地面上のダミー だだ見えの状態となるコースで ここのところ 問題点として露見しだしていた 後方送り出しで 旋回反転後 後方押し出しの方向が若干左右後方 (15°づつくらいですかね)に流れてしまう状況 に対応すべく 新潟市近郊 里山地区 谷あいのフィールドで設定を工夫し アヤツを走らせてみました。



後方送り出し基本練 (真っ直ぐ後方へ押し出していくための補習3) First step 01
 スタートして 100mまでのあいだに5つダミーを落としているところを アヤツに目に前で見せたうえで 手前から順に回収する設定で、 始めの1セット目は通常の送り出し、2セット目は全く同じお膳立てをしたうえで プッシュバックにて後方送り出ししています。 ほとんどメモリーマーキングに近いんですが 地面上のダミー だだ見えの状態ですので まあアヤツに普通にやらせると 1セット目のように概ね全て ピンポイントで回収という結果になります。それを同じお膳立てで プッシュバック送り出しでは… 2本目まではまあ普通、3本目から 何故か"確信" をもって走り込めなくなってしまったアヤツ、思わず脚が止まったり 後方押し出しの方向が若干左右後方に流れてしまう悪癖がみるみる露見。 結局 プッシュバックにて後方送り出しになったとたんに 通常の送り出しと同じに"確信"をもって走り込んでいけなくなってしまった アヤツ、頭の中 いろんな余計なことに支配されはじめて シンプルに真っ直ぐ押し出していく基本がとんじゃうんでしょうね。 送り出す瞬間に アヤツが"確信"を持ってシンプルにそのまま飛び出していける メンタルや イメージを 後方送り出しの日常のトレーニングの中で 上手く頭の中のど真ん中に 植え付けておく事がまだまだ全く足りていないという事。これはもう 一直線に真っすぐ後方へ突っ走って シンプルにダミー確保する よいイメージの成功体験をどんどんアヤツに積ませていくしかありませんね。またちょうど我らそういう段階だと思います。 いい練習設定だったと思います。
 


後方送り出し基本練 (真っ直ぐ後方へ押し出していくための補習4) First step 01
本日最後は 少しパンチの効いた娯楽設定で ロングのメモリーマーキングを3本ほど走らせました。 このコースどんつきは 125m先で 50cmほど段差が落ち込み そこを幅1.5mほどの結構な水量のあるクニックが流れています。 私は発砲音とともに そのクニックの向こう側 急な登り斜面の林の中へダミーを投げ込んでいます。 スタートのアヤツから見ると1段落ち込んだクニックは見えませんし なんかフィールドの最奥部林に向かってダミーを投げ込んだのは把握出来ていたようですが やはりスタートで見えていなかったクニックまでいきなり越えていくのは難しいだろうなって思っておりました。 1本目案の定 フィールド最奥部クニック手前を左右に流れダミーポイントを探しまわるアヤツ… しかしこういった状況下でも セルフサーチに夢中になりハンドラー不在に陥らないのがアヤツの経験のなせる業です。 まずはバック号令でさらに奥へ押し出すこと促しますがクニックを越えるに至らないアヤツ、ここでは我がTeamセオリー通り犬を一旦止め トウチャン得意のジャンピングバック号令で クニック越えの意図を伝えます。 125m先での遠隔クニック越え指令には ペアとしての経験が必項な部分なんですが そういったところはやはりアヤツのストロングポイントが活かせます。 でも本当は ジャンピングバック号令と バック号令で アヤツのとらえ方強度に違いがあるっていうのが問題ではあるんですが… そういったところがなんかうまく説明できないんですが 我ら主従の間合いになっちゃってるんですね。考えて作り出した間合いではありませんので 自然ではあるんですが ある意味セオリー無視の危うさも含むものと認識しています。
さて1本目 なんとかクニックを越えて奥の林まで 押し出していくことに成功した アヤツ 、同様のお膳立ての2本目3本目は 当然ピンポイントで クニックを越えてダミーポイントに走り込んでいきます。
 っでここからが 本題の後方送り出しの練習。 3本目は プッシュバックで送り出しています。 これだけお膳立てしてやれば アヤツ 揺るぎない "確信" ってやつをもって 飛び出していけますので もはや普通の送り出しも プッシュバックもへったくれもありません。 旋回後 ダミーポイントのフィールド最奥部へ一直線!
 やはり今のアヤツに一番必要なことは …技術より 先にくるもの "確信をもって真っすぐ後方へ一直線に押し出していける" イメージとメンタルを 頭のど真ん中に揺るぎなくインプットすることですね。
 今日の練習でも そこが アヤツのトレーニングのしどころ 肝って気がしました。


アヤツもけっこうノリのいいカンジで トウチャンは今週末も 楽しゅうございました。



The Crusaders / Hard Times Live At The Roxy, Los Angeles.
ザ・クルセイダーズ のこの曲 「Hard Times」 、 アルバム「Scratch」B面1曲目。このアルバム「Scratch」は LAのライブハウス Roxyでの1974年 Live Takeです。
慢性的睡眠不足と朝練明けのボケた頭と疲れた体に このグルーブ感がどこまでも優しい 私的 癒しの1曲です。 
ザ・クルセイダーズは 黒人女性Vo ランディ・クロフォード フューチャリングで 世界中で大ヒットしたみんな知ってる  「ストリート・ライフ」 をはじめ ヒット曲 有名アルバムを たくさん世に送り出している ジャズ、フュージョン グループ。 その中で 私の大のお気に入りは何といっても このLA RoxyでのLive アルバム「Scratch」でしたね。 これもご多聞に漏れず 私高校生のころ ジャズ、フュージョン系フリークの友人に そそのかされて 聴き始めたのが 最初で それ以来こちら系もいろんなアーチェスト ポツポツと聴き続けてきました。 NHK FMの「クロスオーバーイレブン」なんか毎晩聴いてましたよ。 まあよくいえば "熱いうちに叩かれた鉄" …ただし正確には すぐに人の影響を受けやすい 軸の定まらないヤツ だったわけです。(いまだにそうなんすが…)
LAのライブハウス Roxy… なんか最近は LA 観光で ヘビメタの聖地 みたいになっちゃってるらしい…。 The Crusaders ファンの私としては… う〜んチョット悲しい…。(ヘビメタファンのみなさんゴメンナサイ)