『こころ』2681日目


こころちゃん 今週も練習っす。

 6月最後の週末土曜日は ここしばらく積み重ねてきた 150〜200mのロングディスタンス突っ走り とは嗜好を変え 背の高い草が伸びきって密集した分厚いブッシュ ハザード帯の突破基本練を集中的にこなしてみました。
動画は 1セット目のものと2セット目のもの。 進路前方の分厚いブッシュ ハザード帯は 約5mほどの厚みで 部分的に人の背丈ほどの高さで 太い草が密集しており ハザード帯としては 1級品です。 1セット目と2セット目は 方向を逆に 同じ走路となるようにコース設定。 アヤツ 首尾よくこの1級品ハザード帯を突破したとしても その後 ターゲットポイントまで 犬がほぼ埋まるくらいの 草丈原を突き進まねばなりません。 さらに その草丈原 所々にブッシュの島が群生していて こういう犬が迷い易いフィールド状況下では ターゲットポイントまでピンポイント一直線に押し出していくこと と ターゲットをサーチしてサクッと確保する部分も かなり難易度は高いです。 そのうえ ターゲット手前3〜40mくらいより アヤツの位置が スタートの私からは 草丈に遮られ全く見えません。 こういったフィールド状況下で 犬が迷い始めたら ハンドラーが 手も足も出なくなることが予測されますので 犬が サーチエリアを大きく外して セルフィーに走り回ることがないように まずは ”私が歩いてハザード帯を突破”し ”ターゲットポイント付近で 発砲音とともにダミーを投下するところ”を 犬にスタート位置で つぶさに見せたうえで走らせるという お膳立ては必項になります。 ただ単にマーキングダミー投下を見せるっていうことと 私の 歩行した経路やハザードを突破したラインの 両方が 犬に意識されるわけです。 そのうえで… ほぼマーキングポイントと同じ位置に事前にセットしておいた ダミーをメモリーマーキング後の2本目に ブラインドの雰囲気で 送り出し 犬にサクッと回収させて 成功体験を犬の頭のど真ん中にインプットしていくことの繰り返し … が我らのトレーニングの流れです。 ダミーを取ることが練習ではなく 首尾よくダミーを確保できた 成功体験を積み重ねるってところが肝のように思います。



モリーマーキング x ブラインド 125m ハザード帯突破

モリーマーキング x ブラインド 100m ハザード帯突破根競べ
この動画の2セットだけでも この分厚いハザード帯を 10回もアヤツ 突破してきています。 私も結局 4〜5回歩いて突破しているんですが もう体全体で太く高い密集草を押しのけて 突破するわけでその抵抗たるや やっぱりなかなか大変です。さらに犬は 咥えたダミーが密集草にひっかっかりまくるわけですから その大変さは かなりのものなんでしょうね。たぶんそんなわけで 特に2セット目は アヤツ 徐々に 送り出し後 止まって 一旦振り返るようになってきてしまってます。 まあ出来たらハザード帯突入を回避したい…っていう アヤツの気持ち バレバレですね。上手に トウチャンの意図確かめるフリして バックレ止まりしてるわけです。 でっ いつもならそのまま バック号令で 送り込むのですが ここは一考 バックレ止まりしたら しばらく私が反応せず ワンテンポおいて スタートまで呼び戻し 再走させるようにしてみました。 これはもうアヤツと私の間合いでのことですので ペアによっては何が適切かはケースバイケースだと思います。 我らは この状況ではアヤツを叱責したりせず 自分で考えさせてみました。まあ 頭のいいヤツですから トウチャンの確固たる意向を アヤツ自身に自ら理解させるのが 一番効果的で このケースでは 叱責という方法での私の意向の伝え方をしても ほとんど意味をなさないと思います。(あくまでもTeam KOKOROのケース)
さて アヤツ その辺の認識をお互いに確認すべく ダメ押しで 走らせた 2セット目動画 最後のメモリーマーキング… もはや トウチャンにはバックレ止まりは通用しないと観念したアヤツ ワンプッシュで 果敢に ハザード帯へ突入していきました。
たぶん また次回同様なシチュエーションで アヤツやはり 同じように バックレ止まり 試みてくると思うんですね。 そのたびに 私 アヤツを スタートまで呼び戻し何回でも考えさせてやろうと思っています。 大事なのは アヤツの ”バックレ *******” を見分ける目… 試されるのはいつもハンドラーですね。
 



Thank You / LED ZEPPELIN
アルバム「LED ZEPPELIN Ⅱ」収録 A面最後の曲。私このアルバム中学3年の時に 輸入盤(当然LP盤) 購入 、たいそう気に入りかなり聴き込みました。 当時のブリティッシュロックっていうと日本のコアな中学高校生ロック小僧のあいだでは レッド・ツェッペリンとディープ・パープルが大枠では人気を二分していたような雰囲気でした。(あくまで雰囲気だけどね) ツェッペリン派とパープル派っていう雰囲気… 私はもともと パープル派だったんですが 友人にツェッペリン フリークの彼がいたんです。 でっ影響を受けやすい私、 彼の影響で 購入してみたのがこの「LED ZEPPELIN Ⅱ」。 当然それまで慣れ親しんでいた ディープ・パープルのストレートな ハードロックサウンドとは全然 違うわけで、最初は 微妙って思ってたんです… が 聴き込むうちどんどん 私的にイイカンジになっていきました。レッド・ツェッペリンっていうと ハードロック系ってイメージが強いんですが この曲のように メロディーが美しい曲がけっこう多いんですよ。 私 当時印象的だったのはまずは Vo ロバート・プラント の豊かな表現力(とでも言いましょうか) … ハードロックVoって シャウトってイメージばっかりだったんですが ロバート・プラントは同じシャウトでも全然違う。 アルバム「LED ZEPPELIN Ⅱ」 非常に完成度が高い… 40年たった今聴いても印象は不変。やはり彼ら 只者ではない。
私 まだヤングな中学高校生ロック小僧当時 このアルバムに出会えたこと 今思うと 人生の収穫だったような気がします。鉄が熱いうちに打たれたとでも言いましょうか…。
ツェッペリン フリークの彼に感謝… Thank You!

久しぶりに YouTubeで「 Thank You / LED ZEPPELIN 」視聴してそんな感じがしました。