『こころ』3031日


本日 朝7:30 新潟市近郊阿賀野川河川敷。撤収前のこの時間で気温すでに18℃ 東の風。昨日土曜よりはマシですが やはり今週末ムシムシするうえに日差しが強く、 黒犬には少し辛いコンディション。今日のアヤツ 撤収前の最後のほうは マーキングに対する集中力 明らかにいまひとつの状態に私には みえました。 ちょっとこのコンディションの中 練習を引っ張り過ぎたかもしれません。これはヘボなハンドラートレーナーの問題で犬のせいではないんですが 、それでもなんとなくそれらしく まとめちゃうのがいかにもアヤツらしいところ… Team KOKORO いいかげんそういう部分は卒業せにゃいか〜ん!

※ 撤収前のこの画像 アヤツ … トウチャン帰ろうぜっ って言ってます。



マーキング 120m 高草丈原、土手上よりスタート
この動画 マーキングをしやすいように視界が効く 土手の上でマーキングダミーの空中軌跡をしっかりマーキングさせたうえ走らせているんですが… 動画のようにスロアーを基準アンカーに利用し回り込む走りになってしまっており、 落下点めがけてピンポイントで走りこんでいけてないですよね。 コンディションがよく アヤツのメンタル気力が充実した ガンドックとして正しい状態 (いわゆるフラットな状態)であれば アヤツ問題なくピンポイントで走りこんでいけるはずの設定です。

※ スロアーを基準アンカーに利用して確実にターゲットポイントにアクセスしようとする動きじたいはケースバイケースで 誤解を恐れずに言えば 犬の合理的な判断能力だと私は思っていますが、このケース マーキングダミーに意識を集中していれば スロアーを基準アンカーに利用する必要などないわけです。
ただし、実際に信州千曲川での鴨実猟の現場にガンドックTeamが置かれたとき こういった合理的な判断を ある程度犬が自主的にできる能力や 経験値の蓄積が実は非常にものをいってくること…またそれができないと犬にとって命の危険が生ずるような現場であることを 私自身はハンターさんとともに千曲川の猟場を回った 数少ない経験からですがはっきりと認識しています。


実は週末は 気温の高い中 私が少しオーバーワークをさせてしまいました。 それでもこの動画のように なんとなくそれらしく取ってくるんですが それはアヤツが本当に真面目だからで、実はもう行きたくないっていう状況でも うまくまとめてみせたりするわけです。 でも我らが目指しているのは いかに質を上げていくのかっていうことなわけで、質の高いガンドックの使役は基本義務感主導で動けるものではありません。 こんなふうにうまくまとめることに慣れてしまうことが私には Team KOKOROが 1本1本の質を本場のガンドックのように 上げていけない最大の理由になってしまっているような気がしています。 犬の問題というより 結局 人の問題なんですね。 逆に言えば こころの持っている力はまだまだ全然発揮できていないわけで…ポジティブにとらえれば伸びしろ満載な現状なわけです。 それぞれの課題は違えど ほかのお仲間ガンドックペアのみなさんもみんなきっと同じですよね。 また一歩づつ前進いたしましょう。


至近距離マーキング基本確認
そんなわけで オーバーワーク少し落ちてしまったアヤツのメンタルをリカバーすべく 至近距離でマーキングした落下点に藪を真っすぐ越えてアクセスする至近距離マーキング基本練から われらやり直〜し!
撤収直前で さすがに アヤツお疲れ気味ですが 上の動画のマーキング 120m で出来ていなかった基本はまあまあですね。



The Beatles / Something
ご存知ビートルズのアルバム「アビー・ロード」のナンバー Something。
朝練帰路 土手上の県道流しながら Google Play Music で視聴。きわめて心地良し。
ジョージの曲は お疲れぎみの体に いつもやさしいよね。
久しぶりに聴いたらやっぱり名曲だって再認識。