『こころ』2,063日目


トウチャンとアヤツ…最近チョットイイカンジ。

刈り取られた草片が ダミー ボールを咥えたまわりに まとわりつき往生… 。


 体育の日 10月連休初日 Team KOKORO 11/1GRT蓼科本競技会に向け練習再開。
週初めに 草丈状況確認 蓼科フィールドに近い状況と目を付けていた 阿賀野川河川敷フィールド某所、今朝未明 現地に降り立ってみると…全面草刈りが入り 見事にツンツルテン! 週初めの草丈状況が理想的であっただけに非常に残念。 急遽一部草丈の残ったエリアをダミーポイントにして 基本練をおこないました。



送り出し基本練 75m x 50m
週初めに草丈フィールド状況確認した時のように 全面青草がスネ程度まで伸びた蓼科フィールドを想定した 理想的な草丈状態であれば 150mクラスの送り出し練をダブルでおこなうつもりでした。週初め視察時は 150mクラス送り出し練をシングルで試走、真っすぐ突っ走る部分と 草丈に埋没したダミーを 主従連携のうえ 鼻力全開で確保する最高の練習が出来ました。今朝は残念ながらツンツルテンの状況ですので  左ダミーポイントは 膝上程度草丈が残るエリア 75m 、右ダミーポイントは目の前に残る浅いハザードブッシュ帯を抜け さらにもう一段奥の畔盛り上がり帯のウラ 50m がダミーポイント。 送り出し基本練の胆は セットアップで送り出された方向へ ブレなく真っすぐ突き進む意識を犬の頭のど真ん中に植え付けることですから 犬が一切迷わず ダミーポイント至近まで突き進めるように 犬をスタートに待たせ 私がダミーポイント各々にダミーをセットするところまで一部始終を犬に あえて見せるようにしています。アヤツの場合は 実戦的な設定練習を繰り返すよりも、 こういった基本練で 一番胆となる意識を繰り返し頭のど真ん中に植え付けることの方が効果的だと私は思っています。(これは 過去も含め普段からの練習量と積み重ねてきた経験によります。又 犬やペアによってもケースバーケースと思います。)
 まずは左側ダミーポイントへ走るアヤツ セットアップ方向に対してブレなく 一直線に突き進む基本上々です。ダミーは膝上草丈の中へ完全に埋没し さらにその上へ 草をちぎって軽く載せ 目視出来ぬようにカムフラージュ。ダミーポイント到達後のアヤツ ローストホイッスルにあわせ 付近3m程度の範囲を数まわり鼻力全開サーチにてダミー確保。 返しの右側ダミーポイントは 目の前に残る浅いハザードブッシュ帯を抜けて 送り出された方向へブレなく走れるかが課題です。 そのため難易度を調整する意味で あえてハザードブッシュ帯をスタート直後目の前で抜けさせるように設定しました。 アヤツ、ハザードブッシュ帯は浅かったですので特に問題なく真っすぐ抜けたように見えましたが… その後 スタートで指示された ダミーポイント方向に対して実際には 右へ僅かですが方向がブレています。 アヤツに関しては 普段は送り出された方向 へ真っすぐ走るために 自ら 背景か付近の一点等から 目をきらずにアンカーのように している気がします。ですのでこのことアヤツだけでなく 先日の霧ケ峰GRTでの アドバンス ロングマーキングの各犬対応を見ていると 一回 藪等のハザードや起伏を越えて目が切れた後に スタート地点で確実にマーキングしたダミーポイントへそのまま ブレなく直進することの難しさ 私にははっきり感じられました。 ハザードを越える時に 一旦でも 前方一直線に走るための アンカーから目が切れるのは物理的に避けられません、それでもハザード抜けた後 ブレなく直進出来る カンを養うことは必要ですね。特にハザードを一直線に迂回せず抜ける意識を犬に植え付けておくことはこういう部分で重要ですね。我らに足りない部分のあぶり出し…いい練習が出来ました。
 多少の方向ブレは主従連携で一発リカバリー。 我がTeam リカバリーだけはうまくなってしまいました…ワッハッハ!



連続ウォークドアップ基本練 60m
60m程度のシンプルなウォークドアップ基本練です。我がTeam 特に試合が近づいてくると必ず 反復しておこなう練習ですが、この練習実は 実戦を意識してという意味合いでおこなっているのではありません。 まずは全ての基本のヒールウォーク。こういった犬がレトリーブに対して 前のめりになる状況の中でこそ 正しいヒールポジション、ハンドラーに歩調を合わせる意識、歩きながらも 常に発砲音後 ダミー空中軌跡を確実にマーキングしようとする意識(今何をやるべき時なのか理解する) について 必要な事の修正が犬にとっては強く意識されるような 絶好の機会であること アヤツとやっていていつも感じます。ですので この場で ヒールに付く正しい意識が アヤツに足りない場合は この機会をとらえて 出来るだけ一発で修正できるように 指導の強度も調整します。 胆は多少きつめの修正でも 失敗を繰り返させないよう 1発で決めることのように思います。(もちろん修正の強さは ペアによってケースバイケース) ただし Teamでの単独練ではこなせたことが 他犬との合同練や試合などのわちゃわちゃした環境で うまくできなくなることはよくあること。どんな場でも安定して 主従の適切なバランス、ゾーンが保てるような関係であることは大変重要な事のように思います。
ダミー1本について スロアーは3回投げ そのうち2回は 犬に獲らせず スロアー自ら回収してしまいます。 犬はそれをフライングせずに平然と見送れることに慣れてしまう必要があります。何回か待てば最後は必ず自分が獲れるという事犬に理解させるための回収設定。
60mのマーキングを ダミー落下地点は完全に下草丈に埋没しダミーが目視出来ないように設定すること(重要)で マーキング力 とマーキングダミーを確保することの 基本練習を連続反復させる意味があります。
このようの ウォークドアップ基本練には GRTで基本となるたくさんの要素が集約されています。
我がTeamにとってのウォークドアップ基本練とは GRTの基本となる要素をしっかりと確認反復するという意味を持ちます。

それと最近ヒールウォークについて こういった競技中、競技外時でも 私が 漠然とですが 考えていることは  犬も人も ヒールに付けることなどに過剰な意識とエネルギーを使わなくても 当たり前のように 必要な ヒールウォークが自然と出来てこなければ 本来のガンドックとは言えないのではなかろうか…といったことです。
競技とはいえ ガンドックの本質はヒールウォークの形を問われているわけでは本来ありません。猟場では多くの場合ハンターでもある(いろんなケース在りやと思いますが)ハンドラーがエネルギーを使うべきことは "犬のこと"などではなく 落とすべき獲物と射撃であるはず…。であればガンドックにとって質の高いヒールウォークとは と自問自答する日々です。 ヒールウォークに限らず そんなものをTeam KOKOROは目指したいですね。"雲をつかむようなうかれた話し"なのですが。



マーキング基本練 110m x 170m
練習最後はマーキング基本練。 前半2本は ダミー空中軌跡を確実に補足できる110m、最後の1本は ダミー落下ポイントを変えずにスタートを170mまで下げて マーキングダミー獲らせました。スタート付近は下草刈りこまれてツンツルテンですが ダミーポイント付近は 膝上程度の草丈にダミーが完全に埋没し目視出来ない設定。
ただ難易度としては地形平坦 走行コース草丈は刈りこまれ ハザードもなし、それほど難しくありません。前半 刈り取られた草片が ダミーを咥えたまわりに まとわりつき往生…アヤツ ゲボゲボしてますね。ワッハッハ!


明日は 膝上草丈程度のフィールドへ移動しようと思います。



Platina Jazz - The Galaxy Express 999 (from Galaxy Express 999)
スウェーデンの音楽プロデューサー 、ラスマス フェイバーによる 日本のアニメソングをジャズアレンジする「プラチナ ジャズ」シリーズの中から The Galaxy Express 999 (ご存じ銀河鉄道999) … 私始めて聴きました。これはイカシテマス。ヴォーカルは ニクラス・ガブリエルソン。動画中 金髪謎の美女は…?メーテル!!
銀河鉄道999 劇場版映画 私中学の時見ました。ラストシーン 鉄郎をプラットフォームに残し 999がメーテルを載せて駅を出ていく場面の後 タイトルバックと共に ゴダイゴの主題歌「銀河鉄道999」がながれます。 細かいストーリーは既に定かではありませんが このラストシーンと 主題歌「銀河鉄道999」が終わるまで席を立てなかったことは記憶しています。 いい映画だったと思います。