『こころ』2,384日目


先週新潟市郊外田んぼの中の芝生公園にて…ネエチャンを追っかけまわすチビの図。
オイ!オイ! リードがトウチャンに巻き付いちゃってるぜ。
Team KOKORO Plus one ヨーキー『小太郎』はロングリードで呼びも効かないチビのくせに なんでも『こころ』ネエチャンと同じに出来ると思ってるところがケッコウ笑えます。本人(本犬?)気分はヨークシャ レトリバーなんですね。まあ我が家がそういう風にしちゃったんですが…。


 この週末は 日曜未明5:00からの千葉練に顔を出した後 都内でおこなわれたガンドックトレーナー I氏のイントロダクションセミナーを受講してきました。 題して『進化版・ガンドックを学ぶ』!
 ガンドックトレーナー I氏、 英国にて著名なトレーナーの元で現地のガンドック文化を若くして学ばれ今春より 日本にてプロのガンドックトレーナーとして活躍されています。
 この日は これからガンドックを学んでいく我々受講者へ 現地のガンドック事情、文化とはいかなるものか パワーポイントスライドを交えてのレクチャーと 後半は実際にデモ犬を動かしながらガンドックとハンドラーとの間合いとハンドリングの いくつかを 解説してくれました。 垣間見せてもらった事一言でいうと…「一連のハンドリングすべてに 犬基準で見れば相応な理由がある」という事です。 犬とハンドラーの関係の中で いかに犬から求められる動きを引き出していくか といった ハンドリングの基本ノウハウ が満載。普段アヤツとの間合いハンドリングで 七転八倒している私にはウハウハの内容!


 3時間ほどのセミナーで I氏の話しを聴いてみて ガンドック以前の話しなのですが 私が 犬飼いとして 『こころ』 とのつきあいの中で学びたいと思っていることそのもののように感じます。アヤツとは6年半 自己流見よう見まねで正に七転八倒しながらやってきたのですが ここから先 もっと質の高い仕事が出来るペアになるためには プロのガンドックトレーナーの手助けが必要だと思っていました。 この日が Team KOKORO そのスタートの日です。 今迄そうしてきてように また一歩づつ行きましょう。 先の長い話になります。Iトレーナー  Team KOKOROをよろしゅー!


 セミナー時間中 アヤツは 私の足元すぐそばで 待たせてみたのですが…大勢の受講者の皆さんとその同伴犬たちに囲まれ ザワザワ周りからの刺激満載の環境で まあこれが実際のフィールドトライアルの現場だったら アヤツ 30分に1回 退場レッドカードを喰らっていたでしょうね…ワッハッハ。ある程度予想していた範囲の状態ですが アヤツ周りからの刺激に対していちいち 意識が持っていかれちゃうんですね。 ちなみにI氏同伴のデモ犬3頭は… 何があっても出番が来るまでまったく無反応 おとなしく指示を待てています。こうじゃなきゃイケマセン。 アヤツみたいじゃそもそもフィールドトライアルの現場スタートする前の待機で 集中エネルギー使い果たしちゃいますよね。まずはここからデス。
Team KOKORO 立派なガンドックへの道は遥か…。


 そんなわけで盛りだくさんの『進化版・ガンドックを学ぶ』セミナーでしたが その前に日曜未明5:00から千葉練に参戦しアヤツ軽く走らせてきました。


千葉練 30m x 60m ボサ藪 マーキング練
けっこう深いボサ藪のコースに 1本目30m、2本目60mと 真っ直ぐ推進していく動きを引き出す設定での マーキング2本です。 未明5:00で小雨もパラつく天候 比較的涼しく アヤツも走り易かったのでしょう 入れ食い状態で飛び出していきました。難しいのは2本目の距離感を掴むことでしたね。動画では私が2本目マーキング距離感を見誤り10m以上手前からサーチホイッスル吹いてしまっています。 スロアーを勤めていただいたOさんからのサインで もっと奥であることようやく気付く私 、あわてて犬を止め再度バック号令で押し出しています。一度手前のエリアでサーチモードに入ってしまったアヤツ …よくバック号令に反応 リカバリー出来ました。 またしてもヘボなハンドラーがアヤツの脚をひっぱてしまっています。
 1本目 デリバリーで 思わずダミーを離してしまうアヤツ…めずらしいですね。他犬のニオイなどたっぷりついた我がチームのものでないダミーを使う千葉練ならではの貴重な経験。この場面 トウチャンの不満はアヤツに伝えつつ 再度拾った部分は評価してあげられるようなアヤツとの接し方に課題が残りましたね。こういった部分動画で見かえさないとなかなかその場では気づきません。やはり動画を見かえす反省会は大事。



千葉練 90m 藪エリア マーキング練
 90mを確実にマーキングして ポイントへ走り込み ポイント付近のクセのある藪の中からダミーサーチ確保する設定。 後方がフィールド端ですので今度はオーバーランする心配はほとんどありません。
 最近練習始めた変なヒールウォークから入っていますが 犬はともかく ハンドラーの歩き方が不自然であやしい…。もうちょっと自然な感じで歩けないと…。
 ちょっとスタートでセットに入ってからのアヤツの前のめりがこの日は全般に目立ちますね。 アヤツのこの動き セルフィーな気持ちが若干強い先読みのウラ返しですからもう少し冷静になれるよう犬のメンタルを保つ方が望ましいですね。  特にブラインドではスタートの時点でアヤツの 誤った先読みを察知し 送り出す前に修正することが最も重要に思います。 送り出した時点で勝負はほとんどついてるんですね。
案の定 いつもよりセルフィー入れ食いのアヤツ、 トウチャンとの間合いがチグハグ。トウチャンのハンドリングも不要なステイ指示が入ったりまったくダメダメですね。
もっと落ち着け自分!



千葉練 55m ボサ藪 ブラインド練
 最後のボサ藪ブラインドは 幸いイイカンジでピンポイントにいけてます。アヤツ ポイント手前くらいから 周囲に気を配り 慎重に 奥へ真っ直ぐ走り込んでいきます。自慢の鼻を効かせてサーチ一発確保! 文句ほとんどなし。いいぞっ『こころ』 !
でもフライング ギリギリですね。なんかのタイミングでフライング喰らう時って いつもこんな感じでした。


いやあ〜 千葉練はホントに楽しい。



The Faces - Angel (Live: Coast to Coast - Overture and Beginners)   1973
 この曲 私の古いお気に入り フェイセズ の スローバラード「Angel」。後年 ソロになったロッド・スチュワートのナンバーとして 世間では一般的ですが 1973年のフェイセズ Live アルバム 「Coast to Coast - Overture and Beginners」に収録されています。
 このLiveアルバム 、ジャケットには「Rod Stewart / Faces Live - Coast To Coast」とクレジットされてますので ロッドのソロなのかファイセスの Liveなのか確かに微妙なバンド末期の状態だったのでしょう。しかし 収録されている演奏自体はロッドも含め フェイセスとしての一体感 グルーブ感 共もう最高の作品です。私は特にロン・ウッド(現ローリング・ストーンズ) のこの当時のギタープレイが本当に気に入っていました。
 「Angel」という曲オリジナルは実はあのジミヘンなんだそうです。そういわれると確かにジミヘンらしいスピリチュアルな 中学卒業直後の私にもわかりやすい英語歌詞と美しいメロディーで、 高校1年の私 当時お気に入りナンバーの一つでした。
" Angel came down from heaven yesterday
stayed with me long enough to rescue me… "
久しぶりに Youtube視聴してみると…いい曲ですね。やはり オヤジになった私には今でも しびれます。
皆誰しも同じだと思いますが ホッとできる癒しの瞬間ってのは必要ですよね。
ちなみに 私 聖園幼稚園卒業。