『こころ』2,423日目 - 黒ラブ『こころ』の日記《FT系ラブラドールレトリバー成長記録》

Team KOKORO 今日も夕ぐれチョコ練

　昨夕に引きつづき今日も新潟市近郊田んぼの中の芝生フィールドにて夕ぐれチョコ練に勤しむ我ら。　ただ今日はちょっと気分を変えて先月ガンドックトレーナーI氏のストップコマンドレクチャーの際デモ付きで紹介してもらったクリッカーとマットを使ったトレーニングの導入にチャレンジしてみました。
　犬がハンドラーの意図に沿った動きを成就した瞬間クリッカー”カチッ"とともに褒美が飛び出すという一連をテンポよくおこなうのが概ねの流れなのですが、犬の意識と感性をストレートに刺激しやすいクリッカー”カチッ"というシンプルな合図が「いいぞっ！！」というハンドラーのメッセージをベストなタイミングで犬へ伝えます。(アヤツの場合まだ全然伝わってないケド…ワッハッハ！)

　先代犬『左ェ門』がまだ子犬だったころ新潟市の市報に乗っていた動物愛護協会のパピートレーニングでクリッカートレーニングのレクチャーを受けたことがありました。有名なテリー・ライアン先生のカリキュラムに沿ったトレーニングでとにかく　"そうイイコ！！(英語っぽくSo Iiko！！)”と犬をほめ倒しおいしいおいしいオヤツを褒美として "良い行動"を引き出す…といった内容でした。当時まだ子犬で絶好調ブラックデビルのような先代黒ラブ『左ェ門』でしたがトレーニングをしていく中で犬と人とが直接コミュニュケーションを取ることを学ぶべき大切な時期にそのこと抜きにしておいしいおいしいオヤツを褒美として犬から何かを引き出そうと勘違いしてしまった私が犬と人との直接コミュニュケーションの間に必ずオヤツ　というフィルターが入ってしまうような状況にしてしまい結果　絶好調ブラックデビル相手に七転八倒という初心者のラブ飼いが誰しも陥る経験をしっかりとさせてもらいました。
　オヤツを思いっきり使ったカリキュラムはとっても"口当たり"のいい内容に聞えましたが当時の私のような右も左もわからない初心者ラブ飼いに最初にレクチャーすべき大切な肝は… おいしいおいしいオヤツを使って"良い行動"を表面のカタチとして引き出すことなどではなく飼い主が犬のココロのど真ん中にいつもいる存在になるためにどう付き合っていくべきか考え抜くことだったように思います。当然犬の気質によってもケースバイケース、先生に言われるがままにキンタロー飴のように受講ペアみんなで横並びにオヤツをちらつかせるような類のものではやはりないんですね…。当時の私の失敗はまったく自分の犬のこと見ていなかったことに尽きると思います。
　先代犬『左ェ門』との七転八倒の日々だったその経験を『こころ』との付き合いの糧にしていくことができるや否や… 15年の時を経て再びクリッカートレーニングに取り組んでみます。

クリッカートレーニングはじめの一歩
　アヤツにとってはまったく初めてのクリッカー… まずは四角のザブトンマットにタッチしたらクリッカー”カチッ"とともに褒美が飛び出すという　シンプルなロジックをアヤツに伝えるところからのスタートです。こういう部分の理解力はアヤツのストロングポイントの一つ、はじめはザブトンマット上にフードを置いてタッチさせるように仕向けたのですがすぐに一連のロジックに(というよりアヤツに関しては私の意図にですね) 気づきタッチ号令で少し離れたザブトンマットへ向かうアヤツ…。”カチッ"とともにまんまと褒美をせしめて何が何だかわからないけど楽しいって状態だと思います。
本来の目的はタッチ号令ハンド指示へのアヤツの反応をとにかく良くすることですね。動きとしていつものターンバック基本練でのストップコマンドとその後のハンド指示までの一連とほとんど同じ、そのあたりの導入としてのクリッカートレーニングという位置づけだと思います。
　ただ私とアヤツにとってはむしろなんか新しいことに取り組んでるっていう事のほうが新鮮味が感じられリフレッシュ効果大ですね。　常に新しいことを試していくことってのはペアとして成長しているような実感が持てて楽しいものですな。
　コツコツ積み重ねていきたいと思います。Team KOKORO としてこの先難易度の高い遠隔でのコミニュケーションハンド指示コントロールでターゲットに向かうべき実践の局面に立った時アヤツの本来持っている底力を引き出すための最後のワンプッシュになってくれるように。

PRINCESS PRINCESS - 19 GROWING UP
　プリンセス・プリンセスって奥居(岸谷)かおりも50ですので私と似たかよったかの世代なんですが実は私けっこう好きなんですね。まだ1990年前後私が東京の工場に就職したばかりのころこの「19 GROWING UP 」で世に出だしていました。この動画は1996年武道館での物ですが常に前向きな歌詞内容のナンバーが多いので当時の若者(私含む) 層にはけっこう背中を押されたようなファンも多かったのではないでしょうか。西武球場にプリプリ見に行った思い出ありや。