『こころ』2,430日目


本日未明 新潟市近郊阿賀野川河川敷フィールド、撤収前に朝日をあびて。

 秋晴れ快晴の新潟地方、今週末は埼玉秋ヶ瀬公園にて開催される ノービス秋ヶ瀬GRT裏方スタッフ仕事で私はアヤツに黙って遠征の予定。というわけですので 埋め合わせに 本日未明 何とか時間を作って 新潟市近郊阿賀野川河川敷フィールドにてウィークデー早起きダミー練してきました。 まだ真っ暗な午前4時過ぎに 自宅出発。ひんやりとする朝の空気に秋の深まりを感じます。



ターンバック、セットアップ 各左右送送り出し練 55m 75m (ポイントに各2本づつダミーセット)
今朝は少し実践的なフィールドで チョットだけ背伸びした 娯楽設定で 走らせてみました。
前半ターンバック送り出し 左55mm 右75mで フィールドが実践的でしたのでいつもより左右角度を広げ難易度の調整をしてみました。目的は 藪や高丈草原に突入後も必要に応じストップコマンド一連(止まる、座り指示待ち待機、ハンド指示への追従送り出し)でコントロールする間合いの練習ですので 藪や高丈草原にアヤツが突入後も 私の姿がアヤツからよく見えるように 3mほどの土手の上から ハンドリングしました。首尾やいかに…。
 ターンバック送り出し左方向は まあいつもどうり普通にほぼピンポイントでアヤツ走りこんでます。 ターンバック送り出し右方向は 少し距離があるのと いつもより右へ角度が開いていることもあり ターンバック後やや左に流されるアヤツを一旦止めて 右方向へハンド指示で送り込みます。アヤツから見れば左右とも完全なブラインドですから ここはハンドラーとのコラボレーションで ポイント至近まで送り込む場面。 途中もうワンストップ入れて 右後方のターゲットポイントへ送り込み ダミー確保。
  後半 土手の上からのセットアップ送り出しでは アヤツ左右とも 直前に獲ったポイントまで自力ピンポイントで走り込んでいきます。
 ダミーをセットしてあるポイントは 左右とも深い草丈に完全にダミーが埋没していて、人が目視では確保することちょっと難しいという状態です。 こういうフィールドで練習積み重ねることにより 犬は自慢のハナを自ら鍛え上げていくように思います。ただし ある程度サクッとサーチ確保できるように 難易度の低いダミー埋没具合から少しづつ積み重ねていくことが肝で、サクッとサーチ確保できない設定でいきなり走らせることは 犬に走り回らせることだけを覚えさせてしまう結果になりがちで 注意したい点です。ダミーそのものを確保をすることが目的ではなく 犬にハナを使ったら確保できたという 成功体験、自信を積み重ねさせるのが大事。 でもそこがまさに ハンドラートレーナーとしての仕事ですね。



ブラインド 100m ターンバック、セットアップ 各送り出し(ポイントに2本ダミーセット)

練習最後は 先ほど獲った左右 ダミーポイントのど真ん中 さらに奥 100mの高草丈ポイントに埋没した ブラインド設定。アヤツはダミーをセットしているところを全く見ていませんのでターンバックの回収時は完全ブラインドの状態。この状態で先ほど獲った左右 ダミーポイントのど真ん中を奥へ送り込むことが求められています。先ほど獲った左右 ダミーポイントが完全に意識の囮となる娯楽設定。犬の先読みが囮へ引っ張られた場合 遠隔でのコミニケーションで犬の先読みをハンドラーがぶった切れるかどうかが問われています。 首尾やいかに。
 アヤツ1本目ターンバックで旋回送り込み時 先ほど獲った右の囮ポイントは全く眼中にありません。 こういった前走のポイントを囮にする設定 我らさんざん練習設定して走りましたので もはや トウチャンの囮 設定意図は完全にアヤツに読まれてますね。
ターンバック送り出し旋回指示時の私の手の向きが 奥向きでしたので ほとんどその時点で 右方向へ大きく流れるのではなく とにかく背後方向へどんどん押し出していくこと アヤツによく トウチャンの意図が伝わっていると感じました。
 ある程度の距離押し出したのち サーチホイッスルが鳴るまでは アヤツ 横2〜3mの幅をジグザグにプレサーチしながら奥へと押し出していく ガンドックらしい動きを垣間見せてくれてます。ポイント付近まではほぼピンポイントで押し出し送り込み成功。その後 深い草丈に完全にダミーが埋没しサーチ確保の部分難易度が高い状況でしたが …アヤツ 結構苦戦してますな…ワッハッハ!
大枠ではサーチエリアを大きく外さず(セルフサーチ走り回りに陥らず) いいとこマデいってますが もう一息。若干ポイントを外した瞬間に ストップホイッスルで私が介入します。ここで露見した課題は2つ
 一つはこういったアヤツの背丈ほどの草丈原でストップコマンドをかけた際 アヤツから見ると やはり 私の姿と ハンド指示が見えにくいのでしょう 草丈が低く 私をはっきり目視できる位置まで 前進して止まる動きを見せています。草丈の障害のない 平坦なビューポイントであれば 当然その場でストップが必項ですが 今回のような私を目視するのに障害となる、またはまったく私を目視できない 草丈原内やブッシュ裏での こういった動き どう評価するべきか 私自身もどうしたもんかなあと思ってます。もちろん最後は今までもずっとそうしてきたように、アヤツの動きを見ながら 自分で考え抜いてどう評価するか決めるべきことと思っていますが、プロのガンドックトレーナーのアドバイスも聴いてみたいと思います。 「本場の犬たちはどうなのよッ! そしてその理由は…」というあたり。知りたい!!ああ〜知りたい!!!
もう一つは 私のストップホイッスル時のハンド指示が両手を上げて止めにかかっていること…そんなことしなくたってアヤツはちゃんととまれています…コレ私のクセですね。 アヤツきちんとストップ反応してますが(前進の件は置いといて) 、両手の上がった私、左方向へ旋回させようとして 指示に不要の右手だけ おろした瞬間 アヤツは 右方向への旋回ハンド指示だと誤認  ターンバックを始めてしまっています。 次の瞬間再度アヤツを止めて今度は誤認しないように左方向旋回のハンド指示を送ると… アヤツ指示に忠実に 左方向旋回でターンバックしていきます。 またしてもヘボなハンドラーがアヤツの足を引っ張ってしまった場面 はっきりと露見。しっかりしろ『自分』!!

1本目のサーチ確保は少し苦戦しましたが 2本目のセットアップでの送り出し回収も含め アヤツ 動きは概ねいいんじゃないでしょうか。



Bad Company - Movin' On
まだ中学生のころ このバッド・カンパニー(通称 バドカン) という英国のロックバンドが結構人気を集めてました。私も気に入っていて 当時わずかな小遣いを工面して バドカンのアルバム を新潟のツモリレコードで新譜予約(国内正規リリース盤) したことよく覚えてます。
 この曲 「Movin' On 」はデビューアルバムのナンバー。このバンド 巷での評価はなんといっても (Vo)ポール・ロジャースの抜群の歌唱力を前面に出したサウンドですが、 私的には とにかく脇を固める メンバーのサウンドセンスがもうこれ以上ないくらい心地よく感じ 大好きでした。特にお気に入りだったのが(g)のミック・ラルフス。動画で視聴できる通り テクニックが売りなギタープレイヤーでは全くありません。ただバッド・カンパニーでの多くの彼のギタープレーを聴いてみて カッコイイとはこういう事かと いつも感じます。そこが彼のストロングポイントなんですね。
Team KOKOROもかくありたし。

当時新潟でレコード屋といえば駅前の石丸電気か 征谷小路のツモリレコードか 古町の名曲堂で 私も同級生のロック小僧仲間もだいたい学校(新潟市立寄居中学)に近い ツモリが御用達でした。 まだタワーレコードとかの 全国区レコード店が新潟には一軒もない アナログレコード(LP盤)の時代の話し…。
月々の少ない小遣いから 購入できるレコードは枚数も限られてしまうので 次は何をチョイスするかという問題は 我らロック小僧にとっては重大な問題でした。当然買うのは ほとんど輸入盤で 日本語のライナーノーツがついている 国内正規リリース盤などほとんど買いませんでした。
 今思うとなんでバドカンのそのアルバムだけ新譜予約国内正規リリース盤だったのか 正確には思い出せないのですが それだけバッド・カンパニーのニューアルバムに対する期待が高かったのでしょうね。
 バッド・カンパニーは 結成時の中心メンバー (Vo)ポール・ロジャースが在籍していた当時 6枚のアルバムをリリースしていますが 結局私 そのうちの4枚を買ってます。
嵌ってたんですね…ワッハッハ!
でも今聴いても私の中では全く色褪せてません。