『こころ』3072日


本日 早朝 新潟市西海岸部沿岸松林。
自宅至近松林です。Team KOKORO 今朝まだ暗いうちから松林に入ってアヤツを走らせたのですが蒸し暑さはこの時間でもどうにもなりません。午前4時ですでにこの付近気温28℃ 、松林広場 60mほど先の木々が湿気を帯た空気でかすんで見える始末… 本日は無風。  ただし松林内奥に入った瞬間にわずかですが冷気を感じます。 明らかに外界と空気が変わることハッキリとわかり 改めて森や林の大切さを感じます。ココイラの松林は冬の季節風から新潟市住宅地を守るいわゆる砂防林なんですが とにかくすごいんです冬季の日本海季節風。 
 先日まで伸び放題だった 松林の少し拓けた広場下草が 先週整備が入り一旦刈られました。この状態ですと松の苗木の間を走る "不整地" での基本練習コースとして充分に使えます。 というわけで 流石にこの猛暑 そんなに犬に負担のかかる設定では走らせられませんが 夜明け前後の短時間 先週末に引き続き 「送り出し改善の小技を検証する基本練」と ショートからミドルレンジで 投下されたマーキングダミー落下点に一直線に走りこんでいく 「マーキング基本練」の2本立て練習娯楽となりました。
先週は芝生の比較的整地された運動公園での基本練でしたので 同様の基本練課題を "不整地" でこなすっていうのが今朝のテーマです。



送り出し改善の小技を検証する動画-2
 先週撮影した『送り出し改善の小技を検証する動画』を見返してブラインド送り出しで真っすぐ跳び出し首尾よくそのまま直進できた場合と 跳び出しの方向ずれを生じた 不首尾の場合の 何が違うのか動画検討した結果の 修正フィードバックをおこなっています。少し具体的に述べると まずは一番初めに ターゲットポイントに向けての私の立ち方 スタンスの取り方から修正しています。
注意したポイントは アヤツが私の隣で ターゲットポイントに向けて真っすぐ正対した位置に自然に立てるようになるために 私がどうふるまうべきか という部分にこだわりました。その中でわかってきたこと感じたこと一番は もはやこの場でハンドラーが犬の前後位置や体の向きなどを気にしたり ましてや介入するような状態では 犬はナチュラルに真っすぐ跳び出していくことなどできないということです。 従来はスタート位置で やっぱりどうしても犬のことをハンドラーが気にしてしまっていた訳です。 例えば犬が前ににじり出るとか ストレスからハナ鳴きが思わず漏れるとか 意識集中が散漫になるとか どうしたって実際の競技会の場では こういった普段の練習とうりに犬のメンタルが維持できないことなどが 我らには普通に起こるわけです。 そういう諸事諸条件の元で アヤツが私の隣で ターゲットポイントに向けて真っすぐ正対した位置に自然に立てるように 私がどうふるまうべきかということが 課題なわけです。犬っていうのは 本当にハンドラー次第、その影響をその場その場でメンタルな部分に至るまで受けるものであるということ もうここ2年くらい 私は切実に実感しています。
 今朝の動画 、先週の不首尾だった際の 私のふるまいを良く修正できています。アヤツの跳び出し方向の正確性、その後の直進性を見れば大きく改善されつつあることがハッキリとわかります。 
 そういったことは結果的に次の動画のマーキング時送り出しでもとても良い動きを引き出せている要因になっていると思います。
 結局 ブラインドでも マーキングでも 犬が跳び出してターゲットポイントへアクセスする過程で ハンドラーがいかに犬の邪魔をしないかっていくことに行きつくように感じます。 以前 英国ガンドックAパネルジャッジ ニック・コーツ氏が日本のガンドックペアに伝えた言葉は もしかするとそんな意味合いかもしれませんね。



マーキング基本練 60m x 2
スタート位置で自然な体勢で立ち マーキングダミー空中軌跡の把握をおこない 送り出し後落下点めがけてピンポイントで走り込んでいく マーキング回収の基本の動きを よく引き出せていると思います。 不整地ではあるのですが ダミー確保後復路での走行中の犬の視線がやや低く 目の前の地形障害物に若干意識を過剰に持っていかれているように見えます。 復路ではもう少し視線を上げ ハンドラー目がけて走るような動きを引き出せるように ならなければなりませんね。



全力少年/スキマスイッチ(Covered by コバソロ & 足立佳奈)
みなさまお暑うございます。
なんか FBで西日本のみなさんの相棒とのぶっ飛んでる動画拝見してたら元気出てきました。
さあまた がんばっぴょ。