『こころ』3108日


今朝の新潟 夜明け前は小雨模様でイイゾッなあ〜んて思っていたら…時折来る気まぐれなゲリラ豪雨の直撃を受けグッチョリ…。 撤収始めると決まって小降りなるという 負のスパイラルに今朝はしっかりハマってしまって。
まあダミー練娯楽というより 主従精神修養で滝に打たれたと思えば これもあながち ムダではありませんな。ワッハッハ!



走り出す前の部分の基本練 30〜70m
ウォークドアップ的に前進し歩きながら発砲音とともに右へボールを放りマーキング、そのまま主従左方向へ向きを変え 左ブラインドを先獲りにて確保する ダブル設定の3連続回収です。 ここでの我らの課題は3っあります。一つ目の課題 まずはヒールウォークから発砲音 ボール空中軌跡のマーキングまでの一連の流れで、 犬がハンドラーに対して脚足のいい位置を正しく保っていられるかどうかという部分です。 マーキングに集中するあまり 犬が発砲音後 マーキング方向へ多少でもズルズル前へ出てしまうことをここ何日かの練習の中で全部つぶしてきていますので 動画では概ねいいポジションを保てています。 しかしマーキング方向がさらに右側 犬から見てハンドラーの死角に入るような設定や 距離や起伏、障害物等で マーキングじたいの難易度が上がってくると この動画のようなポジションを保つことは加速度的に難しくなってきます。ですからこの動画でのマーキング設定は 走り出す前の正しいポジションを保つ基本練としては ごくごく初歩の段階です。 二つ目の課題は その後先取りの左方向へ 犬がハンドラーとともに方向転換している部分、ここでもブラインドで送り出される直前まで常に正しい脚足の位置を犬が保てているかという課題です。 今回の動画ではこの部分も概ねいいポジションで ハンドラーの動きとシンクロして犬が動けています。 但しこれは一つ目の課題  マーキング時に犬が正しいポジションを保てていない限り ハンドラーと犬が シンクロしていいポジションを保ちながら左ターンすることなどまずできません。 つまり 今回の動画では マーキング設定が 走り出す前の正しいポジションを保つ基本練として ごくごく初歩の難易度であったがゆえ うまくポジションを保って左ターン出来たに過ぎないんですね。 まずは一つ目の課題、マーキング時に犬が正しいポジションを保つことが どんな難易度、シュチュエーションでもオートマチックに出来ていないようだと 立派なガンドックなどにはなれないわけです。
三つ目の課題は これはもうお決まりの課題なのですが ブラインド送り出しの正確性です。 動画で見られるように 特に今朝は3本とももう一つですね。 コレ いろんな理由原因が複雑に絡んでいる結果だと思っていますが、私自身 今日に限れば一番の要因は アヤツの推進力不足だと思います。いっくら方向性狙い定めて矢を放ったところで 矢の推進力が足りなければ 弓なりの軌跡になってしまいますよね。風や地形さらに言えばメンタル(矢にはメンタルはないんですが) 等 様々な外的要因の影響を受けやすくなります。
 マーキング時に犬が正しいポジションを保てるように ここのところ アヤツにいろんな修正を 走り出す直前の場面で私が要求していて(その場でコマンドを入れているとかではないんですけれど)、 そしてそれをアヤツ理解して 私の意向に沿って動こうと マジメに努めているんですね。そのこと一緒にやっていてホントに良く伝わってきますし いかにもアヤツらしいところなんですが…アヤツから見れば 今まで大して意識もしていなかった部分に 制約をつけられてそれに対応しようとしている時点で 従来までに比べ 集中力とエネルギーのいくらかは削がれてしまっているのでしょう。 そういう部分っていうのが 特にアヤツの場合は 確信をもってフラットな気持ちで ターゲットに向けて跳び出していけるか否か にハッキリと表れてきてしまうんです。 多かれ少なかれどの犬も似たようなことはあるのでしょうが ホントに犬ってやつはメンタルな生き物なんですね 。
アヤツが 私から放たれた矢のごとく ターゲットに向けて正確に走りこんでいけるようになるためには 少なくとのこの動画のような主従ポジションの間合いが どんな状況であっても 全く無意識オートマチックにできる ペアになっていることがまずは 必項だと思っています。 いつも走り出す前に大方の勝負はついてしまっているなあ〜と私が感じる所以はそうなところからきています。



Yumi Matsutoya / 満月のフォーチュン
今朝もTeam KOKORO 夏休みのやり残した宿題スッキリ片付けるべく ゲリラ豪雨の滝に打たれながら 七転八倒してまいりました。
夏の終わりに 走り出す前の部分の基本確認練 every day なんですが 当然そんな簡単じゃありません…。
私と アヤツ イメージはこの「満月のフォーチュン」なんですよ。
曰く… 「あなたがあなたでなく 私が私でなく 銀色のエンジェルが矢を放つ前の 永遠の一瞬が二人の始まり」。人犬一体 ハンドラーから放たれた矢のごときレトリーブRunを目指したい!
まだまだ道は遥か…でも大丈夫 粘りつよく積み重ねて 少しづつ上げていくのは 我がTeam 最も得意とするところ。 なんとか11月のメモリアルまでには 宿題スッキリ片付けてチャレンジしたいですね。
がんばっぴょ!