『こころ』2,445日目


秋深まりし八ヶ岳南麓

 Team KOKORO 今週末は 恒例千葉練にまわるため 例によってチョット先乗りで 八ヶ岳南麓拠点小屋に 昨晩遅く入りました。水曜の未明に一旦下界へ戻ったのですが またまた舞い戻ってきました。 やはり黒いヤツとともに過ごす 拠点小屋山暮らし 居心地がいいんですね。夜は飲みすぎないよう注意しなくちゃイケマセン。


 さて舞い戻ってきた八ヶ岳南麓でのダミー練、ターゲットポイントまで一直線糸を引くように走りこむ動きを取り戻すべく 週前半におこなっていた林間突っ走り練の続きに取り組みました。首尾やいかに…。



林間突っ走り練 150m (30m、65m プレ回収)

林間突っ走り練 165m (30m、75m プレ回収)
前回同様 林間突っ走り練ですので 林の中 ちょうど先まで一直線上に見通せる 方向に向けてコースを設定しています。今回は 最終的なスタート位置からの送り出し前に ターゲットポイントまで 30m、65〜75m の地点からで各々1本づつ 走らせてターゲットポイントでのプレ回収の動きをさせています。
 その結果 最終スタート位置からロングディスタンスの距離で林間へ送り出されたアヤツ 確信をもってターゲットポイントへ一直線に走りこんでいきます。 林も完全にすり抜けた向こう側が今回のターゲットポイントに設定したのですが 林間に道でもついたかのように一直線の走り…。まあでもコレだけお膳立てして走らせてやれば当然ですよね。ほとんど狙い通りの一直線糸を引いたような走りを 無意識のうちにアヤツの頭の中へイメージインプット積み重ねること ある程度はできたのではないでしょうか。 週前半このフィールドでおこなった同様の練習時と比べても アヤツの意識を 少しニュートラルに戻すことできてきているように感じます。
今回 プレ回収を含め 1セットで 同じターゲットポイントにセットした3つのダミーを回収させたのですが… わざと 色や大きさの違う 別メーカーの真新しいダミーを3つのうちひとつだけ混ぜておきました。 コレはアヤツが 色や大きさの違う 別メーカーの真新しいダミーでも 周辺状況からそれが回収を求められているターゲットのひとつであることきちんと認識できるか試してみる意図がありました。ターゲットポイントには 半埋没程度の草丈のところへ比較的至近で3っつ転がしてありましたので アヤツ だだ見え状態ではありませんでしたが 回収するダミーをどれにするか 選択する局面になったように思います。(まあシッピング設定に近い状態でしょうね)
アヤツ… 2セットとも 色や大きさの違う 別メーカーの真新しいダミーを回収してきたのは最後の走りでした…。
 なるほど アヤツ ちゃんと考えてます。 実はコレ偶然ではないんですね。アヤツ それが回収を求められているターゲットのひとつであることきちんと認識できましたが その色や大きさの違う 別メーカーの真新しいダミーが 囮である可能性を完全に意識して 最後に咥えて回収したんですね。囮かも知れないと意識することじたいは 結果的に意味は持ちませんでしたが、 私がアヤツに いままでよく求めたきたこと、意図に沿う行動を 常に 意識してとろうとしていること 私は感じます。意図に反した行動とはなにか アヤツなりの理解が常に頭にあるんですね。
まあこれは 我がTeam 延々練習を積み重ねた経験の蓄積からアヤツが ベストと感じる動きがオートマチックに 引き出された結果ですが こういった部分がアヤツ最大のストロングポイントだと私は思っています。
アヤツの本来持っているFTとしての底力… 実は私の想像なんぞよりずっとずっと底知れず、まだまだこんなもんじゃない!




Whitesnake - Black And Blue  1980年
ホワイトスネイク」というバンド 知ってる人は私と同世代のチョット古い 元ロック小僧かも知れません。
このバンド… かの有名なブリティッシュハードロックの雄 「ディープ・パープル」の最後のヴォーカリストとして人気のあった デイヴィッド・カヴァデールが 「ディープ・パープル」解散後 結成した ハードロックバンドです。何回かの解散再結成、メンバー交代を経て 現在でも人気のある 息の長い活動を続けているバンドです。
中学生のころから 「ディープ・パープル」フリークだった私、当然けっこう気に入ってましたが 高校生のころからはもう少し幅広く いろんなバンドを聴きまくっていたため お気に入りという意味では 10番手中盤くらいだったでしょうか。 やはり バンドとしての個性が当時あまりにも際立っていた 「ディープ・パープル」との比較に無意識のうちになっていたのかもしれません。 デイヴィッド・カヴァデールのヴォーカリストとして力量は文句なしに一級品です。「ホワイトスネイク」のサウンドはとても聴き心地のいい曲が多く とってもいいんですけれど 「ディープ・パープル」フリークだった私から見るとどうしても そのあたりが物足りなく感じてしまっていたのかもしれません。
その「ホワイトスネイク」もごくごく初期に 「ディープ・パープル」の中心メンバーだった (Key)ジョン・ロード、(Dr)イアン・ペイスが在籍し 何枚かのアルバムをのこしています。そのうちの一枚 『フール・フォー・ユア・ラヴィング』(原題:Ready an' Willing)に収められていたゴキゲンなナンバーがこの「Black And Blue」です。スタジオアルバムなんですがこの曲だけ Liveテイクなんですね。 (Key)ジョン・ロードの肩の力が抜けた円熟のピアノプレイが出色。
 このアルバム 私の同級生が 「ホワイトスネイク」ファンで 越後長岡の下宿で借りたLP盤擦り切れるほど聴かせてもらっていたのですが、どの曲もブルースフィーリングが心地よい ゴキゲンなナンバーばかり。私的には ワイルドターキー ロックでいただきながら小屋で聴きたいアルバムです。